【インタビュー】
旅行慣れした人、そうでない人が口をそろえて言うことは、「"クラブメッド"の施設は特徴的」ではないだろうか。クラブメッドは、世界におよそ80ものリゾート施設をもち、パッケージプランには、航空運賃、宿泊費はおろか、滞在中の飲食や各種アクティビティ、エンターテイメントなどが全て含まれた「プレミアム オールインクルーシブ」システムを導入することで、滞在中に追加代金を心配することのない旅行を提案している。また、G.O(ジーオー : Gentle Organizer)と呼ばれるスタッフが、スポーツのインストラクターやイベント・ショーでのエンターテイナーなどとして活躍する傍ら、旅行者と食事をともにしたりするなど、他ホテルで見られるスタッフのサービスと比べ、旅行者との距離が近いことで有名だ。子どもを1日中預けることができる施設「チルドレンズクラブ」の充実もファミリー層に人気が高い。
現在、日本人のバリ島の渡航者数は年間35万人。そのうち、クラブメッド・バリへ訪れる年間総顧客数が3万5,000人、日本人旅行者が年間7,000人。この数字はクラブメッドの海外リゾートで最大の数字だ。内訳は、40%が家族、35%がカップル、10%が新婚旅行で滞在をするという。
こうした背景から、クラブメッド・バリは上質リゾートとして2008年12月にリニューアルを完了した。バリの伝統とアジアンモダンの融合を新コンセプトに、名実ともに"生まれ変わった"。当施設の施設面積は14haで、スパ、プールはもちろん、ゴルフ、テニス、アーチェリーなどのアクティビティ施設も完備している中、レストランをはじめとしたパブリックスペースを刷新した。その時の気分によって選べるように、テーマの異なる4つのダイニングからなるメインレストランなど、旅行客を意識したリノベーションをし、雰囲気を重視した。2009年のクラブメッド・バリの訪問客について「今年度(2009年度)、同施設への日本からの旅行客誘致は8,000人、全体の年間総顧客数は8万人を見込んでいる。達成できない数字ではない」とCEOフィリップ・マウアン氏は自信たっぷりに語る。そんなマウアン氏にクラブメッド・バリの戦略とクラブメッドの日本マーケットへの展望を伺った。
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