もうすぐ、男女ともについ"ドキドキ"してしまうバレンタインがやってくる。今年のバレンタインデーは土曜日ということもあって、どこかへ出掛ける予定を立てている人も多いのでは!? そこで今回は、カップルや友達と巡ると楽しい"縁結びスポット"を紹介していく。まだ行き先が決まっていない人や、そもそも相手が……という人でも、気軽に訪れることができる場所をピックアップしてみた。

恋のパワースポット「東京大神宮」へレッツゴー!

平日でも若い女性が並んでお参りする姿が目立つ、JR線飯田橋駅のすぐそばにある東京大神宮。ここは「東京のお伊勢様」としても親しまれ、神前結婚式を最初に取り入れたところとしても知られる。「いい縁に恵まれたい」と思っているのなら、一度訪れてみる価値ありだ。

飯田橋が最寄り駅となる東京大神宮

お参りした後は、おみくじで今後の恋の行方を占おう。東京大神宮では、かわいい和紙人形が付いた「恋みくじ」や、「血液型みくじ」、お花の形が愛らしい「華みくじ」などバラエティに富んだおみくじを用意。特に「恋みくじ」は、人形の表情や着物の柄などがそれぞれ違っていて、好きなものを選べるのがうれしい。なかには、恋愛を上手させるアドバイスが記されているので、恋の参考にしてみるといいかも!?

さらに東京大神宮には、迷ってしまうぐらい縁結びに関するグッズがいっぱい。「恋愛成就守り」や「結び札」、「幸せ結び御神矢」、「縁結び絵馬」など、種類がたくさんあるので心惹かれるものがきっと見つかるはず。なかでも「縁結び鈴蘭守り」は、"幸福が訪れる"という花言葉の鈴蘭をかたどったお守りで、特に人気があるそうだ。また、"打ち出の小槌"をかたどった根付け「縁結び幸せ小槌」は、2つセットとなっていて、カップル同士で持つのにぴったりだ。2つ合わせると、凹凸に刻まれた「幸」の文字が合わさる工夫が成されている。

「縁結び幸せ小槌」を2人で持てば、さらに縁が深まるかも!?

どれをひくかまよってしまうほど、キュートな「恋みくじ」

そばと一緒に楽しみたい「深大寺」

733年に開山されたといわれる調布市にある深大寺。その由来は、ロマンチックな恋物語に関係するといわれるところから、縁結びの寺としても有名だ。

深大寺本堂

深大寺にあるなかで最古の建物となる山門

境内には、国重要文化財の梵鐘や境内に現存する最古の建物である山門など、見どころいっぱい。深大寺周辺には東京都神代植物公園など、観光スポットがあるので合わせて楽しみたいところだ。

また、深大寺といえば何といっても「そば」が有名。江戸時代、寺の周りの土地が米を作るのに向かなかったため、寺でそばを打って来客をもてなしたことが始まりだといわれている。今でも深大寺周辺には、そば屋が軒を連ねており、深大寺バス停前の観光案内所では、調布観光協会が発行した「深大寺そば~蕎麦巡りマップ」を配布している(部数に限りあり)。お参り後に、ふらりとそば屋へ寄ってみてはどうだろうか。

浅草の縁結びスポット「今戸神社」

JR線浅草駅より徒歩で約15分、招き猫発祥の地として知られる今戸神社も、縁結びの地として知られる。縁結びお守りをはじめ、さまざまな授与品を扱っているので、友達同士でワイワイお参りするのもいいのかもしれない。

また同神社では、男女の出会いの場を提供するユニークな「縁結び会」を不定期で開催。登録制となっているので、興味がある人はまず社務所まで出向いて手続きを行おう。

招き猫発祥の地として有名な今戸神社本堂