全2回でお届けしている「Adobe Dreamweaver CS4」レビュー。前編では「ライブビュー」、「CSS」に関して紹介した。後編では、「インタフェース」、「外部ファイル」、「Spry・JavaScript」などの新機能や改良点について紹介しよう。

インタフェースビューの分割方法が増えた

インタフェース関連で注目すべき新機能は、ドキュメントウィンドウの分割方法が大幅に増えたことだ。これまでは上下分割のみだったが、今回のバージョンでは左右分割が可能となっている。ワイドモニターを使っているユーザーには朗報となりそうだ。さらに、コードとデザインの組み合わせだけでなく、コードビューを上下、または左右に分割表示することも可能。先に紹介した「関連ファイル」機能を使い、HTMLソースとCSSコードを並べて表示することもできるので、HTMLソースを見ながらCSSコードの編集(もしくはその逆の作業)も行える。コードとデザインの組み合わせでは、コードビューが上、デザインビューが下に固定されていたが、これを入れ替えることも可能となった。これらの表示設定は、「表示」メニューから行える。

まずは表示メニューで分割方法を指定(左)。上下分割(中央)だけでなく左右分割(右)が可能に

分割コード表示(画面は左にHTMLコード、右にCSSコードを表示したところ)

「コードとデザイン」では、デザインビューを上、コードビューを下に表示できる

パネル類は、「Photoshop CS3」と同じようにアイコン化してコンパクトにまとめられるようになり、作業スペースをより広く使えるようになった。アイコン表示と展開表示の切り替えは、ボタンクリックで行う。画面レイアウトはプリセットの数が増えて、希望に近いレイアウトを選びやすくなっている。

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