【レポート】

増大しつづける情報を自動インデックス化する検索技術"Satori"の可能性

4 ビジネスとしてのSatoriとその今後

    大河原克行  [2009/01/08]

    同社では、Satoriの導入先として、サイト内検索として、サービスプロバイダを対象に販売していくほか、ワードやエクセル、パワーポイントやPDF、HTMLなどで作成され、企業内に蓄積された情報へタグ情報を自動的に付加するオフィス内文書のエンタープライズサーチとしての利用。さらには、メールにタグ付けることで、大量のメール情報に対応した分類を行うメールサーチとしての活用提案なども行っていく。

    また、同社からの直販のほか、企業向けWebメールシステムの販売会社やASP事業者などとの提携によって、アプライアンスサーバモデルやASPモデル、広告収入によるシェアモデルなど、さまざまな販売形態を模索していく考え。

    さらに、キーウォーカーでは、今後、「Satori」の技術を、情報の構造化が可能な形へと進化させることで、マインドマップのような形状の「Satori Map」を作成。ブログやニュース記事をもとに、それぞれの個人名や企業名などの結びつきが、どんな関係にあるのかを自動的に示すことができるようにするという。

    Satoriの仕組みを図解化した"Satori Map"

    Satori Mapについては、現在、慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科の前野隆司教授と共同で研究を進めており、2009年夏には研究成果を発表。2009年中に製品化する考えだ。

    キーウォーカーは、2000年11月に、日立ソフトウェアエンジニアリングでエンジニアだった真瀬正義氏が独立。きゃむネットとして設立したのがスタート。Lotus Notes/Domino向けのパッケージソフト「CX Schedule for domino」などを製品化したのち、2005年1月に、人口知能技術を持つゴルトンエンターテイメントを吸収し、同年7月、キーウォーカーに社名を変更。2007年1月にはニフティと資本業務提携している。

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