【レビュー】
日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は、CPUにAtom N270(1.6GHz)を搭載し、OSにWindows XP Home Edition(SP3)を採用したミニノート「HP Mini 1000」をの発売を開始した。本稿ではその使い心地を検証する。
主な仕様 [CPU] Intel Atom N270(1.60GHz) [チップセット] Mobile Intel 945GSE Express [メモリ] 1GB(最大1GB) [HDD] 60GB [ディスプレイ] 10.2型ワイド(1,024×600ドット) [サイズ/重量] 約W261.7×D166.7×H25.9mm/約1.1kg [OS] Windows XP Home Edition(SP3) [直販価格] 54,600円
日本ヒューレット・パッカードのミニノートといえば、2008年6月に発売された「HP 2133 Mini-Note PC」(以下、HP Mini)が記憶に新しい。2008年8月には日本語キーボードモデルも発売され、ノートPCの売り上げランキングでも常に上位にランクインするほどの人気機種だ。高級感あふれるボディと充実した機能が魅力的な製品だが、システムがやや遅いという欠点があった。
そんな不満を一気に解消したのが、新たに登場したHP Mini 1000だ。CPUにはVIA C7-M(1.2GHz)よりもパワーのあるAtom N270(1.6GHz)が搭載され、OSはWindows Vistaよりも軽快なWindows XP Home Edition(SP3)を採用。その効果はバツグンで、使ってスグにHP Miniよりも快適に操作できることを実感した。
その代わり、というワケではないと思うのだが、HP Mini 1000ではHP Miniのような高級感のあるアルミニウムのボディではなく、渦巻き模様(ZEN-design“uzu”)がプリントされたブラックのボディが採用されている。
液晶ディスプレイが大きくなったことも見逃せない。HP Miniでは8.9型ワイド(1,280×768)だったが、HP Mini 1000は10.2型(1,024×600)と、液晶ディスプレイが大型化している。解像度は低くなっているが、ドットピッチが大きいため、文字が小さくて読みにくいということもない。
しかし、光沢仕上げによる光の映り込みや液晶視野角の狭さは、HP Miniと変わらないようだ。発色がよく見やすいだけに、この点は残念である。
HP Miniでは大きくて使いやすいキーボードが魅力だったが、HP Mini 1000でも、その使いやすさは継承されている。キーピッチは約17.5mmで、フルサイズキーボードの92%のサイズを実現。キーストロークが若干浅くなっている印象を受けたが、使用には問題ないだろう。タッチパッドの形状はHP Miniとほぼ同じだが、左右のボタンの押し心地が「フニャッ」という感触から「カチッ」という感触に改善されている。
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