【レビュー】

JAPAN独自仕様も盛り込んだ「930SC OMNIA」 - 第1回 気になる外観をチェック

    井上翔  [2009/01/06]

    930SC OMNIA」(Samsung電子製)は、"Touch"をテーマとしたソフトバンクの2008年秋・冬モデルの一翼を担う「フルタッチケータイ」だ。海外で人気の「OMNIA」を日本流にアレンジしたモデルで、指先やタッチペン、つめなどで操作できる感圧式タッチパネルを搭載したほか、手書きの文字入力に対応する。また、ミュージシャンの坂本龍一氏を起用した広告展開を行うなど、2008年秋・冬モデルの注目端末のひとつだ。同端末を実際に使っていきながら、数回に分けてレビューしていく。

    「フルタッチ」な携帯電話。その外観をチェック

    本体正面には、感圧式のタッチセンサー付き3.3インチワイドVGA(480×800ドット)液晶を備える。その上部にはスピーカーと約11万画素のCMOSセンサーを採用したインカメラが、下部には発話ボタン、クリアボタン、終話/電源ボタンが配置されている。本体のスピーカーは、通常の通話時はもちろんのこと、ワンセグ、着信メロディ、着うたなど、全ての音声出力をカバーしている。インカメラは、TVコール(テレビ電話)時にのみ利用可能で、静止画・動画の撮影には使えないので注意が必要である。

    本体正面下部に並ぶハードキーは、発話ボタン、クリアボタン、終話/電源ボタンの3つ

    本体上部のスピーカーは本体で再生できる全ての音声を扱う。インカメラは、TVコール専用になっている

    マイクは、本体下部右側の小さな穴がそれである。その反対側には、ストラップホールあり、付属品のタッチパネル用スタイラスをくくりつけることもできる。このスタイラスは、引っ張り出すと、棒の部分が伸びるタイプである。Samsung電子の担当者によると、韓国ではごく一般的なスタイラスだそうだが、日本ではあまり見かけない珍しいタイプとのこと。

    マイクは本体下部右側に

    ストラップホールは本体下部左側に

    ストラップとしてつけることができる伸縮式ストラップ。外すと伸びる仕組みだ。韓国では珍しくないとのこと

    本体上部には、ヘッドセット端子、HOLD(キーロック・解除)ボタンとワンセグアンテナが配置されている。ヘッドセット端子は、日本の携帯電話に一般的に付いているタイプなので、ヘッドホン変換アダプタを介して一般的なヘッドホンをつなげることができる。ワンセグアンテナは、海外のOMNIAには当然無い日本オリジナル要素である。2段伸縮のホイップアンテナで、最近ワンセグアンテナの内蔵化が進む中、あえてホイップアンテナにしたのは、感度に配慮してのことだそうだ。

    本体上面。左からヘッドセット端子、HOLD(キーロック・解除)ボタン、ワンセグアンテナが並んでいる

    ワンセグアンテナは感度向上のため2段伸縮式のホイップアンテナを採用

    ヘッドセット端子は、国内端末で使われているものと同じなので、家電量販店で販売されているイヤホンマイクやヘッドホンアダプタなどが使える

    本体右側面には、カメラ起動・シャッターボタン、TV(ワンセグ)起動ボタン、ボリューム・ページ送りボタン、マナーモードボタンが付いている。マナーモードボタンは、使用している限りにおいては、待ち受け画面でのみ操作が可能のようで、他の機能を起動中にマナーモードに入る、といった使い方はできないようだ。左側面は、拡張端子と赤外線通信ポートが付いている。拡張端子は、Samsung電子製端末では従来、独自仕様のものを搭載していたが、930SCと730SCからは、日本国内のW-CDMA規格の端末で広く用いられている「ARIB A形式」という拡張端子に改められた。これによって、(FOMA用)充電アダプタ類をそのまま利用できるようになった。

    右側面のキー。カメラ起動・シャッターボタンは、半押しにも対応している

    左側面。拡張端子が国内のW-CDMA端末で広く普及した「ARIB A形式」となったので、使い勝手が大きく向上した

    本体背面は、大きなカバーを採用しており、つなぎ目が無いすっきりとしたデザインとなっている。バッテリー、microSDカード、USIMカードの脱着は、本体背面のカバーを丸ごと外して行う。microSDHCカードについては、電源を切らなくてもカバーさえ外せば脱着できるように工夫されている。

    大きなカバーを使うことで、すっきりとしたデザインを実現した背面

    microSDカードは電源を切らなくても交換可能。USIMカードは電源を切ってバッテリーを外してから脱着する

    次回は、930SCの機能に迫っていく。

    通信方式 国内 W-CDMA方式
    海外 W-CDMA方式、GSM方式(900/1800/1900)
    サイズ/重さ 約58.1×115.2×13mm(突起部除く)/約127g
    連続通話時間/待受時間 W-CDMA網 約250分/約400時間(静止状態)
    GSM網 約350分/約450時間(静止状態)
    ワンセグ連続視聴時間 約3時間
    ディスプレイ 3.3インチワイドVGA(480×800ドット)液晶(最大26万色)
    カメラ メイン 有効画素数515万画素CMOS(オートフォーカス対応)
    サブ 有効画素数11万画素CMOS
    外部メモリー/推奨容量 microSDHCカード/最大8GB
    カラーバリエーション ホワイト、ブラック、レッド

    (井上翔/K-MAX)

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