【レポート】

今年"モ~"どうぞよろしく! - 2009年の顔「牛」に会いに行こう

1 丑年らしい"牛"はどの牛?

    内藤あこ  [2009/01/05]

    新年も明けて、気分も一新。「明けましておめでとう」の挨拶や、年賀状のやりとり、初詣など定番行事も終えて、これから「いつもの生活に戻らなきゃ」と思っていませんか? でも、ちょっと待って! せっかく新しい年を迎えたのだから、もう1つイベントを追加して、楽しい1月を過ごしてみてはいかがだろうか。

    現在、動物園などでは、干支にちなんで"牛"に関するイベントや展示が多数開催されている。年賀状ではさんざん牛の絵を見ていても、実物のかわいらしい、迫力ある眼差しを思い出せる人は意外と少ないはず。この機会に、本物の牛を見て、新しい元気をチャージしよう!

    天然記念物の牛に会いに行こう

    東京都台東区・上野動物園では、在来牛「見島牛(みしまうし)」「口之島牛(くちのしまうし)」に出会える。在来牛とは、日本古来から存在し、外国種と交配をしていない牛のことで、「見島牛」とは、山口県萩市の見島に残存する小型牛だ。全体が黒褐色なのが特徴で、鼻やひづめまで黒い。1928年には、国の天然記念物に指定されたほど希少な存在となっている。同園にいるのは、オスの「初春」ちゃん1才。小さい体がとてもキュートで、普通の牛を見慣れているなら新鮮な愛らしさを感じるだろう。

    一方「口之島牛」は、鹿児島県口之島を主な生息地域としてきた在来牛。こちらも普通の牛と比較するとかなり小型で、体重230~470kg程度にしか成長しないという(ウシは品種によるが300~800kgが普通)。同園にいるメスの「桜」ちゃんは、まだ1才にも満たないかわいい子牛だ。ちょっと臆病で、にんじんが大好物なのだとか。そして良く見てみると、おでこには小さいハートマークの斑点があるのがチャームポイントである。

    全体が黒がかっているのが特徴の見島牛 写真提供:(財)東京動物園協会

    おでこのハートが、とてもキュートな桜ちゃん
    写真提供:(財)東京動物園協会

    また同園では、2009年2月1日まで干支展「"日本在来牛"って何だろう?」を開催。牛が果たしてきた役割や特徴などが、分かりやすく展示している。ちなみに同園のサイトでは、見島牛口之島牛の動画も公開されているので、合わせてチェックしてみよう。

    牛の神社で願いごとを祈願

    「七福牛めぐりツアー」で、さまざまな牛とご対面!

    千葉県富津市にあるマザー牧場では、約25頭の牛が迫力ある姿を見せる「牛の大行進」を開催(開催日:10日~12日まで)する。草原の中を多数の牛が駆け抜ける姿は、爽快な気分を満喫できるだろう。また、可愛い牛が出迎えてくれる「ぎゅうぎゅう牛神社」が当牧場内に31日まで登場する。「牛の大行進」開催日には、牛たちもお参りにくるということなので、一緒に新しい年の幸せを祈願してみてはどうだろうか。

    さらには「七福牛めぐりツアー」と題して、トラクタートレインに乗って7種類の牛に会いに行くツアーも行われる(開催日:31日まで)。お馴染みのホルスタインをはじめ、日本で唯一の牛まで見学できるので、家族やグループでワイワイ巡ってみるといいだろう。

    「ぎゅうぎゅう牛神社」では、かわいい牛さんがお出迎え

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