インターネットでは世界中の様々な地域のWebサイトを見て、情報を収集することができる。GoogleやYahoo!などのサイトが提供している翻訳サービスは、外国語の知識不足をカバーしてくれる点において、非常に便利である。しかし、翻訳したい外国語のWebページがあった場合に、検索などで翻訳サービスのサイトを探し出し、URLやテキストを入力して翻訳するというのは面倒である。

もっと簡単に翻訳サービスを利用したい、そんな願望を実現してくれるFirefoxのアドオンが「FoxLingo」である。ツールバーのボタンをクリックするだけで、現在見ているWebページの言語と翻訳させたい言語、さらにはどの翻訳サービスを使うかを選んで簡単にページを翻訳することができる。「FoxLingo」は50もの言語に対応している。また、Webページの一部分だけを翻訳したい場合には、テキスト翻訳を行うことも可能だ。

注意:本稿では、Firefoxのアドオンのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。

FoxLingoをインストール

それでは、「FoxLingo」をインストールしよう。FirefoxのアドオンのWebサイトで、画面右側の[インストール]ボタンをクリックする(図1)。

図1 「FoxLingo」の右にある[インストール]ボタンをクリックする

ここで画面上に「あなたのコンピュータを保護するため、Firefoxにこのサイト(addons.mozilla.jp)はソフトウェアのインストールを要求できない設定になっています」と表示された場合は、右端にある[許可]ボタンをクリックしよう(図2)。

図2 セキュリティのメッセージが表示されたら[許可]ボタンをクリックする

インストールの確認ダイアログが表示されたら、[今すぐインストール]ボタンをクリックする(図3)。

図3 [今すぐインストール]ボタンをクリックして、インストールを開始する

インストールが実行されるとアドオンのダイアログが表示されるので、[Firefoxを再起動]ボタンをクリックし、Firefoxを再起動する(図4)。

図4 [Firefoxを再起動]ボタンをクリックして、再起動する

再起動後、図5のような「FoxLingo」のインストールウィザードが表示される。「クイックインストール」にチェックが入っていることを確認し、[次>>]ボタンをクリックする。

図5 「クイックインストール」にチェックが入っていることを確認し[次>>]ボタンをクリックする

次に図6のように表示されるので、[終了]ボタンをクリックしよう。同時に表示されるアドオンのダイアログで新しいアドオンがインストールされたことを確認し(図7)、これを閉じる。インストールはこれで完了だ。

図6 このままで問題ないので[終了]ボタンをクリックする

図7 新しいアドオンがインストールされたことを確認する