【レポート】
大空を超高速、ときに音速を超える速度で飛翔するジェット機。特に軍用のジェット戦闘機は性能と機動性に優れ、パイロットの練度も高い。そんな高性能な機体と高度な技能で超絶なアクロバット飛行を行うのが航空自衛隊の「ブルーインパルス」だ。
亜音速のT-4練習機をベースにした機体を使用した6機からなるエアロバティックチームであるブルーインパルスは、各種イベントや自衛隊の基地祭などで毎年20回程度の展示飛行を実施している。
大空をバックに自由自在、縦横無尽に空を駆けるブルーインパルスは、青空にスモークの大輪の花を咲かせ、飛行機の慣性や重力といった制約がまるでないかのような華麗な演技を見せる。その姿は飛行機マニアでなくとも無心に楽しめるだろう。今回はそんなブルーインパルスをはじめとする自衛隊の航空機に、カシオのハイスピードデジタルカメラ「EX-FH20」とその上位機種「EX-F1」で迫ってみた。
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最大40コマ/秒の高速連写と1000fpsの動画撮影ができる「HIGH SPEED EXILIM EX-FH20」(左)と60コマ/秒の高速連写と1200fpsのハイスピードムービー機能を搭載した上位機種「HIGH SPEED EXILIM EX-F1」 |
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しかし、このブルーインパルス、見ているのは良いのだが、写真やビデオに残そうとすると非常に大変だ。まず、当然ながら飛行速度が非常に速い。音速までは行かないがそれでも秒速数百メートルは優にあるため、はるかかなたの空に姿を現したと思うと数秒で頭上を通り越し、かと思うと急上昇、急旋回。翼の先端が触れんばかりに密集して編隊飛行したかと思うと、一気にブレイクして空全体に展開する。カメラを振り回し、広角から望遠にズームイン、ズームアウトしないととても撮影ができない。一般に航空機はデジタル一眼レフに大型の望遠レンズを装着して撮影することが多いのだが、ことブルーインパルスに関してはそれが簡単には当てはまらない。編隊飛行は望遠レンズで良いのだが、ダイナミックな曲技飛行は飛行機1機のアップだけを撮っても伝わらない。ある程度広角のレンズで引いて空全体を撮るべきときもあれば、ズームアップして撮るべきときもある。
このように望遠レンズと広角レンズのシャッターチャンスが数十秒おきに目まぐるしく交錯するような撮影対象では、デジタル一眼レフの場合、数台を首から下げておいて持ち替えて撮るか、チャンスをどちらかに絞らなければならないが、EX-FH20の場合、ワイド端26ミリ相当からテレ端520ミリまで光学20倍ズームで幅広く撮影範囲をカバーできるので一台で撮影タイミングを逃さないだろう。……つづきを読む
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