【レビュー】

ゲームに最適なDLP短焦点プロジェクター - ベンキュージャパン「MP512ST」を試す

2 「MP512ST」の投写映像を検証!

    高橋量  [2008/12/19]

    任天堂の「Wii」をはじめ、家庭用ゲーム機を手軽に接続できる

    次に、実際に「MP512ST」を使って、投写映像を検証してみた。まず驚いたのが、蛍光灯の下でも比較的明るく表示されるという点。185Wの光源と2200ルーメンの輝度によって、暗くなくてもハッキリ認識できるのだ。黒中心の映像を投射するとさずがに色が薄く感じるが、白地に黒い文字などのコントラストのはっきりした映像なら、かなりクリアに映し出される。

    1mほど離してみたところ、たしかに50型以上のサイズで表示。表示もクリアで、迫力のある映像を楽しめる。任天堂のWiiやソニーのプレイステーション2など、試しにゲーム機を接続してプレイしてみたところ、普通のテレビでは味わえないような迫力を感じられた。1人で遊ぶのはもちろん、家族や友人と遊ぶのにも最適だろう。

    1mではカメラに収まらないので、50cm程度離して投写。サイズは25型程度になるが、ハッキリ投写された

    また「MP512ST」は、4種類の画面モードが用意され、用途に応じて画質を手軽に変更できる。DVDを見るならシネマモード、ゲームをプレイするならダイナミックモードがオススメだ。

    ダイナミックモードの投写映像。コントラストが強く映し出されている

    プレゼンテーションモードでは、陰影が強い

    sRGBでの投写映像。自然な色合いが特徴

    シネマモードでは、画面が全体的に明るくなった

    さらに、本体上面のボタンを操作することで、画質や表示位置なども調整可能である。なかでも注目は、表示メニューの「壁の色」。「青」や「薄い緑」などの項目を選択することで、白い壁でなくても自然な色合いで投写することが可能だ。

    「MP512ST」のメニュー画面構成その1

    「MP512ST」のメニュー画面構成その2

    入力端子の切り替えは、操作パネルの[SOURCE]ボタンで切り替え可能。PCと接続し、入力端子に「D-Sub」を選べば、データプロジェクタとしても利用可能だ。プライベートだけでなく、プレゼンテーションなどのビジネスシーンでも利用できるスグレモノである。

    入力端子の切り替え画面。4種類の入力に対応している

    操作パネルの[AUTO]ボタンを押すと、最適なモードや解像度に設定される

    PCと接続してWebサイトを投写。文字もハッキリと映し出された

    「コストパフォーマンスはバツグン!!」

    「MP512ST」の魅力は、「狭い部屋でも使える」と「価格が安い」の2点。実際に使ってみて、改めて実感させられた。短焦点であるため、人影やインテリアの影が映りこむこともなく、設置スペースにも困らない。さらに、これだけのスペックでありながら、70,000円を切るのは驚きだ。他の製品に比べれば安くはないのだが、この値段で100型オーバーの映像環境が手に入ると考えれば激安である。ゲームからホームシアター、ビジネスまで、幅広く活躍できる1台である。

    ■仕様
    製品名 MP512ST
    画素数 800×600ドット
    対応解像度 VGA(640 x 480) ~ SXGA(1280 x 1024)
    画面サイズ 38.5~300型
    投写方法 DLP(DMD単盤)方式
    輝度 2200ルーメン
    コントラスト比 2500:1
    投写距離 55型@1m
    投写レンズ F=2.5(固定)
    アスペクト比 4: 3/16: 9
    動作音 26dB(エコノミー)~31dB(ノーマル)
    入力端子 HDMI端子x1、ミニD-sub15x1、Sビデオ端子x1、コンポジットビデオ端子x1、RS232端子
    サイズ/重量 W255×D214×H90mm/約2.4kg
    直販価格 69,800円

    関連サイト

    関連したタグ

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン