【レポート】

東芝、SpursEngineを紹介するユーザーイベントを開催 - SDKの公開も発表

1 SpursEngineのアーキテクチャ紹介

    石川ひさよし  [2008/12/08]

    東芝は6日、カフェソラーレ秋葉原店にて、「SpursEngine」を紹介するユーザーイベント「SpursEngine Start-up!」を開催した。メディアプロセッサSpursEngineは、ハイエンド自作ユーザーの集う秋葉原にマッチしていたのだろう。計10セッション開催されたプレゼンテーションは、どれも会場が埋め尽くされるほど盛況ぶりだった。

    最初のプレゼンテーションは東芝によるSpursEngineのアーキテクチャの紹介。SpursEngineの内部アーキテクチャをベースとなったCell BEと比較したスライドや、SpursEngineの高い画像処理能力は、高速トランスコード、高速アップコンバート(超解像)のほかにも、映像インデキシングやジェエスチャーインタフェースといった新しい使い方、新しいインタフェースも実現するとアピールした。

    東芝セミコンダクター社 システムLSI事業部 マルチメディアSoC応用技術部 課長の古山良雄氏が解説

    SpursEngineが現在のHD映像環境を取り巻く各種の課題を解決

    アーキテクチャ解説のなかでは、SpursEngineの搭載する省電力機能に関しても触れられた。ベースがCell BE、そしてカードにそれなりの冷却ファンが搭載されていることで誤解を生みがちな消費電力だが、TDPは10W台と低い。これはクロック制御や各回路の電力制御で抑えられているとのこと。後のセッションで、テクノアソシエーツが紹介したデータによれば、CPU、GPU、SpursEngineという現在利用可能な3つのトランスコード手法のなかでも、SpursEngineは価格対性能比、消費電力性で魅力的であるとアピールしている。

    TDPは10Wとされるほか、各種の電力制御機能で、不使用な箇所への給電をストップ

    SpursEngineはデータバスでの渋滞も緩和すると紹介

    高性能化、多機能化、低消費電力化にむけての開発継続が表明されたほか、オープンなプラットフォームとしての開発環境の提供等もアピール

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