iPhoneやiPod touchには、標準でブラウザにSafariが搭載されており、パソコンと同じ画面でブログやニュースサイトなどが閲覧できる。

だが、パソコンと同じ表示というのが本当に使いやすいかというと、どうやらそうでもなさそうだ。タップやピンチで見たい部分を指定、拡大/縮小できるとはいうものの、あちこちのサイトを効率よく巡回するというわけにはいかない。

どこでもWebサイトを閲覧できると思い、大いに期待していたiPhoneだったが……

そこで利用したいのがRSSリーダー。ニュースサイトやブログなどでは、RSSフィードという新着記事の概要を記載したファイルが置かれており、これをリーダーに登録すれば新着記事やその概要だけを効率よく巡回し、リーダーによっては記事まで読むこともできる。パソコンでもすでにRSSリーダーを利用しているユーザーも増えているが、RSSリーダーはiPhone/iPod touchでこそ利用したい。

実は標準搭載のSafariでも、ブログなどのRSSフィードのURLを直接指定すれば、簡易RSSリーダーとして利用できる。だが、概要を読んで戻るとフィードのトップに戻ってしまったり、既読/未読の管理が行なえないなど、リーダーとしては不便だ。

そこで現在iPhone/iPod touchで利用できるRSSリーダーを、その機能や利用形態によって分類してみた。RSSリーダーには、オンラインで利用するもの独自アプリケーションオンライン+独自アプリケーションで利用するものの3種類がある。iPhone/iPod touchでどの程度ブログやニュースサイトを閲覧しているかで、便利なリーダーを選択するといいだろう。

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