【レポート】

「東京デザイナーズウィーク 2008」で見つけた逸品たち - アイデアグッズ編

    浅倉彩  [2008/11/06]

    「東京デザイナーズウィーク 2008」には、国内外のデザイナーの手で生み出された逸品が多数出展された。ここでは時計編に引き続き、傘やノートなどの日用雑貨の中からアイデアが光るアイテムを紹介する。

    アシンメトリーな傘「SENZ Umbrellas」

    SENZ Umbrellasシリーズ。写真奥がSENZ Original。 サイズ:890(W)×930(D)×760(H)mm 価格:9,975円。写真手前はSENZ mini サイズ:850(W)×920(D)×600(H)mm 価格:6,825円

    「傘はシンメトリーが当たり前」。疑ってかかったことのない既成概念をくつがえす傘がオランダから登場した。それがこの「SENZ Umbrellas」シリーズだ。傘の天敵である風の攻撃をかわすべく、空気抵抗を考慮した結果、写真のようなカタチになったとのこと。風力テストでは、「SENZ Original」は時速約100km、折りたたみモデルとなる「SENZ mini」は時速約60kmの強風にも耐えたという。実験動画はこちらでご覧いただきたいのだが、その実力は本国オランダで発売後9日間に1万本売れたという実績が証明している。日本では2008年5月に発売されて以来、約1万5,000本が売れているという。ちなみに、持つときは短い側を前にするのが正解。

    プニュプニュした人型マグネットの可能性は∞

    ニューヨークのMoMAで、昨秋米国デビューを飾ったGEEMO(ジーモ)は、おもちゃであり便利な日用品でもある"イマジネーションツール"。ヒトデやアメーバを連想させる有機的なフォルムや、エラストマー素材のプニュプニュした手触りが親しみやすい。自由自在に曲がるボディの先には強力なマグネットが仕込まれており、磁石がくっつくところならどこでも装着可能。GEEMO同士も無限に連結可能で、写真立てやオブジェ、タオルかけ、キーホルダーやペンホルダーなどアイデア次第でいろいろな活用が可能。1セット(5個入り) 4,000円。輸入販売を行うケースWebサイトからメールで注文・購入ができる。

    GEEMOが動くムービー 「When Geemo Is Alone」はこちら

    ニューヨークで活躍中のアメリカ人デザイナー、キャス・ホールマンによって考案されたGEEMO(ジーモ)。 価格:5コ入り1セットで4,000円

    ダイアリー用の高級紙を使った極上ノート

    ミドリダイアリー用紙は、手帳用紙に求められる「どんな筆記具でも書き心地がよい」「万年筆でもにじみにくく裏抜けしない」の条件をクリアしたという高級紙。その紙を使ってつくられた「MDノート」は、180℃に開きやすいよう「糸かかり製本」という方法で綴じられているなど、細かいところに神経の行き届いた逸品だ。ラインナップには、作家気分になれそうな文庫・新書サイズや、ハードカバーでケース付きの日記用モデルが用意され、2009年1月にはA4変形の雑誌サイズが追加される。人生や旅をつづる日記帳として、センスを演出するビジネスノートとして、書くことの楽しみを最大限に引き出してくれそうだ。

    MDノート。上から文庫/新書/A5サイズ。サイズごとに色を変えたしおりの端をあえて背表紙に見せ、ワンポイントとしている。 価格:文庫サイズ630円、新書サイズ735円、A5サイズ840円

    折っても開いても使いやすいアイデアカレンダー

    「Triangular(トライアングラー)」は、折れる、切れるという紙の特長を生かした卓上カレンダー。2009年の12カ月+2カ月(2010年1・2月)分の暦が印刷された1枚の紙を三角に折ることで、常に3カ月分の日付を確認することができる。また、開いてひと綴りのまま壁にかけたり、じゃばらに折って手帳にはさんで持ち運んだりと、シーンに合わせた使い分けが可能。各面は、ミシン目に沿って切り離せる。3年前にデビューし、売れ行き好調のため今シーズンから新色のシルバーが登場したとのこと。 Replug[リプラグ]オンラインショップで購入することができる。

    Triangular(トライアングラー)。 サイズ:60(W)×125(H)×53(D)mm(組立時)、価格:860円

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