【インタビュー】

「歴史的瞬間」と京極夏彦も感激 - 劇場短編アフレコに歴代鬼太郎勢揃い!

12月20日より公開となるアニメ映画『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』。その同時上映となる短編アニメ『ゲゲゲまつりだ!! 五大鬼太郎』のアフレコ収録が10月26日に都内スタジオで行われ、歴代鬼太郎役が顔を揃えた。

『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』のキービジュアル。鬼太郎とひとりの少女の出会いから、妖怪を超えた存在・ヤトノカミとの大バトルが巻き起こる。映画は日本を6エリアにわけ、それぞれの地域の名所が作品内に登場するご当地バージョンで公開。12月20日より全国ロードショー

『ゲゲゲまつりだ!! 五大鬼太郎』は、テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の放映開始40周年を記念して、第1期から第5期の鬼太郎が夢の共演を行う短編作品。アフレコには歴代鬼太郎役を務めた、野沢雅子(第1期、第2期)、戸田恵子(第3期)、松岡洋子(第4期)、高山みなみ(第5期)のほか、本編監修を務める作家の京極夏彦氏が登場。それぞれに共演の感想や、鬼太郎への思いを語った。

鬼太郎歴代声優陣は、自分が演じた鬼太郎のイラストを手に登場。左より野沢雅子 (第1期、第2期)、戸田恵子 (第3期)、松岡洋子 (第4期)、高山みなみ (第5期)

■野沢雅子(第1期、第2期鬼太郎役)
「今日のアフレコに違和感はなかったのですが、それでも同じ鬼太郎が何人も出てきたのにはびっくりしました。とくに第1期は白黒ですから『時代は流れているんだな』という歴史を感じてしまいました。鬼太郎君というのは私のなかでは正義感の強い、ごく普通のかわいい少年です。その親しみやすさが、みんなに愛されるんじゃないかと思います。第1期と第2期というのは色の違いだけで、なにも変えずに同じ鬼太郎で演じていました。第1期の鬼太郎は白黒でみなさんびっくりするんじゃないかと思いますが、よろしくお願いします」

■戸田恵子(第3期鬼太郎役)
「今日は野沢さんがいらっしゃるというので、お受けいたしました(笑)。当時は私も大先輩が演じられた鬼太郎役だという重荷やプレッシャーを感じつつも、楽しんで務めさせていただきました。それだけに、今日のアフレコは震えました。やっぱり野沢さんがやられた鬼太郎を私たちが演じることを誇りに思いますし、これからも大事にやっていただきたいなと思います。今日は最高のお祭りで、もう二度とないんじゃないかと思っています。すごくよい思い出になりました」

■松岡洋子(第4期鬼太郎役)
「『歴代の役者が集まってできたらいいな』とつねづね思っていました。まさか本当に実現するとは思わなくて、お話がきたときには鳥肌が立ちました。第4期の鬼太郎はほかの鬼太郎君とちょっと違って、大人しく物静かな性格です。その裏で活躍があったりという、二面性を持っていたと思います。今日はみなさんと一緒にやれてうれしかったです」

短編の内容は、5人の鬼太郎たちが40周年のパーティーを開くというもの。こちらのイラストは、前売り特典のクリアファイルにも使用されている。よく見ると隅にはもうひとりメガネの鬼太郎が……?
※画像右の赤い半円は、クリアファイルの切れ込み線です

■高山みなみ(第5期鬼太郎役)
「今日は野沢さん以下鬼太郎役が揃うということで、喜びで昨日はあまり眠れませんでした。改めて先代から見て感じるのは、第5期の鬼太郎はいままでのなかでは一番巻き込まれ型です。自分から行動を起こすのではなく誰かに必ず巻き込まれてしまうという鬼太郎で、随分のんびり楽しくやっています。今日のアフレコは本物にやっと出会えたという感じで、ものすごく感動しました。これからいま現在を支えていこうと改めて思い、その力を今日いただいた気がします」

■京極夏彦氏(本編監修)
「第1期から第5期まで、ずっと『鬼太郎』を見てきました。そんな自分にとって今日の鬼太郎の共演は素晴らしすぎて、帰ってしまおうかと思ったぐらいです(笑)。歴史的瞬間に立ち会えたことを非常にうれしく思いました。改めてすごいなと思ったのは、どれもちゃんと鬼太郎なんですね。どの鬼太郎がしゃべっても声優さんの役作りで『あっ、鬼太郎だ』と思えるということに、改めてびっくりしました。もちろん映画本編もいいのですが、この短編を見るだけでも映画分の料金を払う価値はあると思います」

放映中の第5期レギュラー陣も一緒になっての集合写真。前列左より野沢雅子、本編監修の京極夏彦、目玉オヤジ役の田の中勇、戸田恵子、後列左より、ねずみ男役の高木渉、松岡洋子、高山みなみ、ネコ娘役の今野宏美

(C) 水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
(C)「2008ゲゲゲの鬼太郎」製作委員会

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