【レポート】

情報管理基盤の課題を解決するためのIBMの戦略

2 IBM Information InfrastructureとXIV

    エースラッシュ  [2008/10/24]

    情報を取り扱う上での課題は3つ

    また、増大するデータをセキュアに管理するための情報管理ソリューションも提供される。

    IBMコーポレーション IBMシステムズ&テクノロジー・グループ ストレージ・プラットフォーム マーケティング・ストラテジー&プランニング・マーケティング バイス・プレジデント スーザン・ブローシャー氏

    IBMコーポレーション IBMシステムズ&テクノロジー・グループ ストレージ・プラットフォーム マーケティング・ストラテジー&プランニング・マーケティング バイス・プレジデントであるスーザン・ブローシャー氏は、劇的なデータ量増加が起こっている現在、情報を取り扱う上での課題は3つあると語る。

    「法令遵守のために情報を適切に蓄えなければいけないということ、ビジネス的に価値のある情報を蓄えたいということ、コスト問題等から蓄えてることができないものがあるということ。今日のビジネスは情報化時代において、このような問題を抱えている」

    IBM Information Infrastructure

    コンプライアンス、可用性、長期保管、セキュリティという情報管理基盤の課題を解決する手法として「IBM Information Infrastructure」を提供する。8度の大規模な買収によって取り込んだ様々な製品とサービスを組み合わせたソリューションだ。 「価値実現をスピード化するために柔軟性に富んだ統合コンプライアンス・ソリューションを提供し、圧倒的なスケーラビリティとパフォーマンスを実現するためのストレージテクノロジーや、桁外れの効率化を実現するデータ重複排除と保護の技術、情報セキュリティを簡略化するための統一されたインフラストラクチャーの暗号化といったものを提供します。また、お客様の成功を確実なものにするエコシステムの拡大もサポートします」とブローシャー氏は語る。

    「XIV」ストレージソリューション

    IBMコーポレーション IBMシステムズ&テクノロジー・グループ ストレージ・プラットフォーム IBMフェロー モシェ・ヤナイ氏

    このうち、ストレージ機能を提供するために買収されたのがXIVだ。XIV創設者であり、IBMコーポレーション IBMシステムズ&テクノロジー・グループ ストレージ・プラットフォーム IBMフェローのモシェ・ヤナイ氏は「エンタープライズストレージソリューションでは5つの属性が鍵となる。信頼性、パフォーマンス、機能性、マネージャビリティ、コストだ」と語る。

    エンタープライズストレージソリューションに求められる5つの属性

    日本IBM システム製品事業 プラットフォーム ストレージ事業部長 吉松正三氏

    ヤナイ氏は、ホット・スポットを排除するためのデータ配置の固有の自動バランシング機能や、パフォーマンスを確保した冗長性、簡便なスナップショット等のXIVストレージシステムの特徴と、その構造を解説。さらに、XIVストレージシステムはグリーンITにも貢献すると語った。「電力消費が非常に低い。アーキテクチャの構成によって、低速なストレージでもよりよいパフォーマンスを得ることができたため、他社製品の1/4の電力消費で済むという結果が出た」

    日本IBM システム製品事業 プラットフォーム ストレージ事業部長である吉松正三氏は「乱暴な言い方をするならば、今後どれだけデータが増えて行くのかは予測不可能。我々は従来、データの使われ方等を予測できたからそれに合わせて設計することができた。しかし、予測不可能な世界ではそういう設計が困難になる。その答えがXIVだと考えている」と語った。

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