【レポート】

ITpro EXPO 2008 - WILLCOM CORE向けコンセプトモデルやAndroid体感コーナーなど

1 国内初! - WILLCOM COREコンセプトモデルを展示

    2106bpm  [2008/10/22]

    第2回となる「IT pro EXPO」は、情報発信の場であるとともにICTの実験場としての役割もあるという。

    10月15日から17日まで、東京ビッグサイトで企業向けの情報・通信に関する技術の総合イベント「IT pro EXPO 2008 Autumn」が開催された。このイベントの中で"最新のネットワーク技術を体感できる特別企画"として設けられた展示スペース「ネットワーク最前線」では、国内で初めて、WILLCOM CORE(XGP)向けの端末のコンセプトモデルが展示されていた。

    WILLCOM COREコンセプトモデルはさまざまな機器と接続可能

    「ネットワーク最前線」内のWILLCOMブース

    同展示スペース内に設置されたWILLCOMのブースは、次世代PHSの規格となるWILLCOM CORE(XGP)に絞った展示を実施。次世代データ通信端末のコンセプトモデルが注目を集めていた。展示されていたコンセプトモデルは「XG007」「XG008」「XG009」「XG010」「XG011」「XG012」の6種類で、いずれのモデルも国内では初めての展示となる。Wi-FiやBluetoothを搭載。PCや情報端末・ゲーム機など、さまざまな機器との連携を想定しており、製品イメージとしては「次世代版のどこでもWi-Fiのようなもの」(説明員)だという。そのため、現行PHSのPC向けデータ通信カードとは異なり、端末自体の形状も個性的なデザインを採用している。

    上向きに開く「ガルウィング」タイプのドアをイメージしたモデル。本体カラーがシルバーのXG008は、Bluetoothを他のデバイスとの接続インタフェースに想定している。本体カラーがブラックのXG007はUSBを想定

    鋼材のH鋼をイメージしたというBarタイプのXG009は、BluetoothとWi-Fiに対応

    XG010は伸縮するコの字型のアンテナを搭載。形状としては1本に見えるアンテナだが、2本のアンテナを搭載しているという

    BOXタイプのXG011はWi-Fiに対応し、下部の皿状の台は充電器となっている。商品化されるとするなら、現段階ではこのモデルが最も現実的だという

    アーミーナイフをイメージしたXG012。内側の二枚のブレード(羽)がそれぞれBluetoothとWi-Fiのアンテナになることが想定されている。ブレードを起こしたり閉じたりすることによってON/OFFの切り替えができるという

    コンセプトモデルのため詳細な仕様・発売の有無は決定していないが、どの端末にも共通して「電力供給が課題」だと説明員は話す。現世代PHSの断続的なパケット接続ではなく、WILLCOM COREは常時接続となるうえ、BluetoothやWi-Fiなどの接続を行うことによって消費電力が激しくなる。そのうえ端末を小型化するとバッテリーの持ち時間が短くなるため、実用面では障害があるとのことだ。「XG009、XG010、XG012などの小型端末はその辺りの問題を解消するのに1年くらいはかかるのではないか」(説明員)という。

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