【レポート】
豊橋技術科学大学と名古屋大学も、マスタースレーブ型のロボットアーム「サイバーマニピュレータ」を出展。センサを内蔵したグローブを使ってロボットアームを制御することに加えて、ロボット側の感覚もグローブにフィードバックする仕組みを用意、遠隔地からでもその場にいるような操作感覚を実現している。
ブースは月面を模したような大がかりなセットになっており、3Dのヘッドマウントディスプレイを使った遠隔操作のデモを行っていた。このシステムでは、パケットロスがあっても安定して動作できる技術も開発しており、インターネット経由での操作が可能になっているそうだ。
ネットタンサーウェブの面白いところは、勝手にブログを更新できる「ブロガーロボ」(同社)であること。ブログを使って双方向のやりとりをするようになっており、見た人がコメント欄に「前進」「右回転」などの命令を書き込むことで、ネットタンサーウェブに写真を撮らせることもできる。ブースでは応用例として、「カイワレ成長ブログ」などのアイデアが紹介されていた。
タカラトミーは超小型ロボット「ROBO-Q」を大々的にアピール。身長わずか3~4cmの超小型ロボットながら、赤外線リモコンでのマニュアル動作に加え、自律での歩行にも対応している(自律は障害物回避と物体追跡の2種類のモードがあるそうだ)。2009年春の発売予定で、価格は3,675円(予価)。
ロボット本体にはリチウムイオンポリマー電池が内蔵され、30分の充電で約5分の動作が可能になる予定。コントローラによる操作では、前進(スピードは3段階に調節可能)や左右旋回が可能で、ブースでは迷路を使ったデモが行われていた。
スピーシーズは、インターネットロボット「SPC-101C」を発売中だが、これと同等の機能を持った廉価版として「Family Communicator NNR-1」の開発を進めている。ブースでは、まだ動作機は登場していなかったものの、初めてモックが公開されていた。2009年春の発売予定で、想定価格は7万円前後。
同社は今年6月より、ロボットを媒体とした"ロボット放送"の試験放送を開始しているが、SPC-101Cが高価(30万円以上)なこともあり、一般への普及は進んでいない。しかし、NNR-1はPC業界で実績のある台湾MSIが開発に協力しており、大幅なコストダウンを実現した。コンセプトは面白いだけに、発売に期待がかかるところだ。
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