【レポート】

2009年最新モデルの自転車をピックアップ--GT

    須貝弦  [2008/10/16]

    プロが使う高級モデルから、ビギナー向けの入門モデルまで幅広いラインアップを持つアメリカのブランドだ。なんとも速そうなブランド名のGTだが、これはブランド創始者ゲーリー・ターナーのイニシャルから来ている。BMXのフレームを制作し始めたのがルーツで、MTBやBMXのレースで数々の勝利を収めてきた。また、クロスバイクも得意分野のひとつ。

    MARATHON CARBON EXPART

    MARATHON CARBON EXPART(マラソン カーボン エキスパート、417,900円)は、MTBで比較的長距離を走る「マラソンレース」を視野に入れた、カーボンフレームのフルサスペンションMTB。リアサスペンションを持つMTBが抱えていた「ペダルを漕いだときにサスペンションが沈んで力が逃げてしまう」という弱点を解決するために、GT独自のiD(Independent Drivetrain)という仕組みを採用。ライダーの力を確実に後輪へと伝えてくれる。

    GT独自のサスペンション機構、iD(Independent Drivetrain)を採用するMARATHON CARBON EXPART

    ZASKER CARBON EXPART

    最近はクロスカントリー(XC)用のMTBでもフルサスペンションが多いが、軽さという面ではまだまだハードテール(リアサスペンションの無いフレーム)に分があり、フルサスよりハードテールを好む選手も未だに多い。ZASKER CARBON EXPART(ザスカーカーボン エキスパート、344,400円)は、そんなハードテール派のためのレースバイク。カーボンフレームの軽さと剛性にものを言わせて、キレのある走りを楽しもう。

    カーボンフレームのハードテール、ZASKER CARBON EXPART

    ZASKER EXPART

    こちらは、ZASKERシリーズのアルミフレーム版、ZASKER EXPART(ザスカー エキスパート、239,400円)。シートポストの付け根付近が独特のフレームワークだが、トリプルトライアングルと呼ばれるこの造作はGTのアイデンティティのひとつ。

    アルミフレームのクロスカントリーMTB、ZASKER EXPART

    TRANSEO 1.0 DISC

    MTBに近い丈夫なフレーム、700Cという大きな径のホイール、そしてフロントサスペンションと、いわゆる「クロスバイクらしいクロスバイク」であるTRANSEO 1.0 DISC(トランセオ 1.0 ディスク、123,900円)。油圧ディスクブレーキを採用した、TRANSEOシリーズの最上位モデルだ。

    フロントサスペンションと油圧ディスクブレーキを持つクロスバイク、TRANSEO 1.0 DISC

    GutTerBall

    ちょっと昔のGT製ロードバイクに通ずる雰囲気を持つ、シングルスピードのGutTerBall(ガーターボール、92,400円)。XXSからLまで5種類のサイズが用意されるのは、このジャンルとしては珍しい。ペダルを回す足を止めても惰性で走ることができる「フリー付き」と、競輪の自転車と同じく走っている間はペダルの回転を止められない「固定ギア」の両方が楽しめる。

    シングルスピードのGutTerBall

    ※価格はすべて希望小売価格、税込。

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