「ネコカフェで、ネコの愛くるしい写真が撮りたい! 」。そう思って、いざコンパクトカメラやカメラ機能つきの携帯電話を持参してみても、動き回るネコ相手に、写真を上手に撮るのはなかなか難しいもの。そこで今回は、池袋にあるネコカフェ「猫の居る休憩所299」を訪問。内藤寛之店長に、基本の撮影テクニックを伝授してもらった。

内藤店長が撮影したネコ写真

ネコカフェを訪ねる時間帯に気をつけて

まずは、撮影前に知っておきたい基本事項から、内藤店長にレクチャーしていただいた。「ネコの写真を撮るときは、来店する時間に注意してください。ネコが一番活発に動き回るのはお昼の前後ぐらい。ですから、早めに来店してもらえるとネコが走ったり遊んだりする姿が撮影できます。一方午後になるとネコは、寝ていることが多いですね。でもネコの寝顔が撮りたいときは、この時間を狙って。寝ているときのネコは当然動かないので、しっぽや肉球の写真も撮りやすいですよ。夕方から夜にかけては寝ていたり、動き回ったりと、いろいろなネコがいますね」(内藤店長)。

■ネコの行動パターンと時間帯

  • 11時~13時 : ネコたちが一番活発に動く時間帯。
  • 14時~16時 : 寝ているネコが多い。
  • 16時~22時 : 寝ていたり走ったり、その日によって色々なネコが。

ネコとスキンシップを図ってから撮影開始!

ネコカフェに着いたら、まずはネコと仲良くなることから始めよう。「店内では、ネコのだっこは禁止となっています。いろいろな人に抱かれると、ネコがストレスをためてしまうからです。そのかわり、触ったりなでたりするのはOK。ネコをいっぱいなでて、ネコが安心するようになってから写真を撮るといいですよ」(内藤店長)。また、ネコはタバコのにおいを嫌うので、ヘビースモーカーは要注意。店内は禁煙だが、ネコカフェに来る前の一服も、ちょっと我慢したほうがよさそうだ。

ネコカフェのネコたちは人が近づいても逃げないのでアップで撮れる。まずはスキンシップを図ろう

撮影開始! 一番のコツは「いっぱい撮ること」

いよいよ撮影。と、その前に、まずはフラッシュをOFFにしよう。ネコの瞳は人間以上に敏感。フラッシュの光が大きなストレスを与えてしまうので、ネコカフェでフラッシュをたくのは厳禁だ。さらに、「できればオートフォーカスの光もOFFにして」と内藤店長。初期設定で、オートフォーカス時にライトがつくカメラがあるので、設定を変えてOFFにしよう。

フラッシュなしでも、ライトに近い場所ならきれいに撮れる

基本事項を学んだら、カメラを手にいざネコの前へ。しかし、コロコロ表情を変え、あちこち素早く動き回るネコを相手に、一瞬のシャッターチャンスを逃さず撮るのは至難のワザ。そこで、内藤店長に再度撮影のアドバイスをもらうことにした。

「『今の顔カワイイ! 』と思ったときにシャッターを押すのでは遅すぎです。写真に写った顔は、もう表情を変えています。そこで、ネコの前でカメラを構え、早め早めにシャッターを押すのがコツ。何枚か連写すれば、その中に1枚はいい表情の顔が撮れているはずです。携帯電話のカメラに連写モードがあるなら、その設定にしましょう。ない場合は、とにかくたくさん撮ってください。失敗写真は削除すればいいだけですから」

数枚連写した中の一枚

ネコの動きをよーく観察。お気に入りの場所でシャッターチャンスを狙う

ネコを良く見ていると、どのネコがどの場所が好きか、わかってくるはず。そして、ネコが好きなおもちゃを使って呼び寄せるのも手だ。2人ペアになって、一人はおもちゃでネコの関心をひきつけ、もう一人がカメラを構えると、上手に撮れるという。また、ネコのえさやりタイムは絶好のシャッターチャンス。お店の人に、何時ころエサをやるか、聞いておこう。

このネコはこの場所がお気に入りらしい

眠そうにしている時もシャッターチャンス

エサやりタイム

今回協力いただいた「猫の居る休憩所299」には、常時十数匹のネコが在籍。容姿も性格もそれぞれ異なるネコたちの動きは、何度訪ねても見飽きない。自宅でネコが飼えない人も、ここでは、くつろぎながらお気に入りのネコと仲良くできると、遠方から通いつめる人も多いとのことだ。可愛いネコたちに会いに、そしてお気に入りの写真を撮りに訪れてみてはいかがだろうか。

取材協力 : 猫の居る休憩所299

営業時間 : 11:00-22:00(無休)
住所 : 東京都豊島区東池袋1-23-9近代BLD.10号館5F
問い合わせ先のメール : 299@nya-n.jp
備考 : 店内禁煙 / 小学生以下入店不可 / 酩酊客入店不可 / 猫同伴不可 / 飲食物持込可(アルコール類除く・猫に与えない事) / 猫おもちゃ持込可(感染症/寄生虫付着のおそれのないもの)