【ハウツー】

ゼロからはじめるKaspersky Internet Security 2009 - 「軽・速・強」でPCを守るカスペルスキー

1 「軽・速・強」でPCを守るカスペルスキー

    c-bou  [2008/10/03]

    ジャストシステムは、総合セキュリティソフトのKaspersky Internet Security 2009(以下、カスペルスキーと略記)とアンチウイルスソフトのKaspersky Anti-Vitus 2009の販売を開始した。新バージョンでは、以下の機能が新たに追加されている。

    • アクセスコントロール
    • 無線LAN接続保護
    • OSやアプリケーションの脆弱性診断
    • セキュリティキーボード
    • セキュリティレポート
    • フィードバック機能(カスペルスキーセキュリティネットワーク)
    • サポートツール

    また、機能強化が図られた機能として次のものがある。

    • ファイアウォール(不正アクセス防止・侵入検知)
    • プロアクティブディフェンス(未知のウイルス・スパイウェアなど)
    • ペアレンタルコントロール(有害サイトの閲覧制限)
    • アンチスパム(迷惑メール対策)

    カスペルスキーでは、新たなスキャンエンジンを搭載した。これにより、起動からスキャンまで、より高速に実行できるようになった。旧バージョンと比較して、起動時間で約40%、スキャン時間で約86%もの時間短縮が達成された。ウイルスの増加傾向にある昨今、定期的なスキャンを行うことも多い中、PCの使用に影響を与える時間が少なくできることは重要な要素となる。「軽」の実現である。

    これまでも1時間半に1回という頻度で、定義データベースの更新を行っていた。その間隔をさらに短縮し、平均すると約45分に1回という頻度で行う。最近では、新種や亜種のウイルスの出現が速く、定義データベースの更新の隙間を狙うことも発生している。これによって、PCの状態はつねに最新に守られる。まさに「速」のカスペルスキーといえよう。

    そして、検知率の高さである。これまで、カスペルスキーのウイルス検知率には定評があった。その性能は新バージョンでも変わることなく実現されている。過去、日本などで作成されたウイルスなどへの対応が速かったことも知る人ぞ知るである。ウイルスに対して、「強」を発揮する。Kaspersky Internet Security 2009とKaspersky Anti-Vitus 2009の機能の違いは、表1のとおり。

    表1 機能の違い

    分類機能 Kaspersky Internet Security 2009 Kaspersky Anti-Vitus 2009
    マルウェア対策ファイルアンチウイルス ヒューリスティック検知
    マルウェア対策メールアンチウイルス ヒューリスティック検知
    マルウェア対策Webアンチウイルス ヒューリスティック検知
    マルウェア対策システム設定診断
    システム監視アクセスコントロール -
    システム監視無線LAN接続保護 -
    システム監視ファイアウォール -
    システム監視プロアクティブディフェンス
    システム監視セキュリティ診断
    システム監視ネットワークモニタ -
    オンライン監視アンチフィッシング
    オンライン監視侵入検知システム -
    オンライン監視アンチダイアラー -
    オンライン監視Webブラウザ設定診断
    オンライン監視セキュリティボード -
    フィルタリングアンチスパム -
    フィルタリングアンチバナー -
    フィルタリングペアレンタルコントロール -
    フィルタリングプライバシークリーナー -
    フィルタリングパケットモニタ -
    その他インストール中の自動構成機能
    その他サポートツール
    その他図表を使ったレポート
    その他保護モード(自動モード/対話モード)
    その他定義データベースの自動更新機能
    その他フィードバック機能(カスペルスキーセキュリティネットワーク)

    カスペルスキーの動作環境と価格

    カスペルスキーの動作環境は次のとおりである。

    • Windows Vistaは、Business、Home Basic、Home Premium、Ultimate、Enterpriseの各エディションの日本語版。64ビット版にも対応している。Pentium 4以上の32ビット(x86)、64ビット(x64)プロセッサまたは同等以上のCPU で、メモリは1GB(Home Basicは512MB)以上。
    • Windows XPは、Home Edition、XP Professional、XP Media Center Edition 2005、XP Professional x64 Edition(SP2以上)の各エディションの日本語版。Pentium IIIプロセッサまたは同等以上のCPUで、メモリは256MB以上。

    どちらのOSでも、インストールのためにハードディスクに50MB以上空き領域、800×600以上、High Color以上のディスプレイ、インターネット接続環境、CD-ROM対応のドライブが必要となる。そして、推奨環境として、PCM音源が再生できることとなっている。販売価格は次のとおりである(いずれも税込)。

    • Kaspersky Internet Security 2009優待版:パッケージ版が7,140円、ダウンロード版が4,914円
    • Kaspersky Anti-Virus 2009優待版:パッケージ版が6,090円、ダウンロード版が4,410円

    優待版は、他社のセキュリティ対策ソフトまたはジャストシステムの製品を所有するユーザーが対象となっている。他にもジャストシステムでは、複数ユーザー優待版、2年優待版、更新キーなどの販売を行う。これらの詳細については、ジャストシステムのWebサイトを参照していただきたい。

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