【レポート】
アメリカの大手スポーツサイクルメーカー、TREK(トレック)。すでに自転車専門誌等で2009年モデルの情報が出ているが、本格的なロードバイクやMTBの情報がほとんどなので、マイコミジャーナルでは、街で人気が高いクロスバイクを中心にニューモデルを紹介しよう。
クロスバイク中心に……と言いつつも、トレックを語る上で絶対に外せないのがMadone 6.9 Pro(マドン6.9プロ、完成車1,050,000)だ。
数日間に渡って開かれるサイクルロードレースを「ステージレース」と呼び、その中でも3週間に渡って熱戦が繰り広げられる「ジロ・デ・イタリア」「ツール・ド・フランス」「ブエルタ・ア・エスパーニャ」の3つを「グランツール」と呼ぶ。
スペイン人選手のアルベルト・コンタドールが、2007年のツール・ド・フランス、今年のジロ・デ・イタリア、9月に開催されたブエルタ・ア・エスパーニャという順で総合優勝を果たした。1人でグランツールを制覇したのは、彼を含めて5人だけという快挙なのだ。 少々前置きが長くなったが、そのアルベルト・コンタドールが乗っているのが、トレックのMadoneだ。そしてこのMadone 6.9 Proは、まさに「プロ仕様」の最高峰モデルというわけ。フレーム素材に使われるトレック独自の「OCLVカーボン」は、コンタドール以前にはあのランス・アームストロングのツール・ド・フランス7連覇を支えたものでもあり、アメリカでハンドメイドにて製造されている。
完成車に装備されるパーツも、もちろんトップクラスのもの。こういったスペシャルなマシンが一般人でも(お金さえあれば)手に入ってしまうのが、自転車の面白いところでもある。
トレックが「コミューター」と位置づけているPortland(ポートランド、230,000円)。ロードバイクの軽快さは保ちつつ、前後の泥よけや、雨でも制動力の得やすいディスクブレーキを装備している。ある程度距離のある自転車通勤などにはピッタリだ。
クロスバイクのFXシリーズは、トレックの大人気モデル。7.3 FX(73,000円)はシリーズのベーシックモデルで、はじめてのスポーツサイクルとしてもよく選ばれている。2009年モデルはフレーム形状が変更になるとともに、渋い4つのカラー(キャンディレッド、メタリックブラック、ブリティッシュグリーン、ホワイトゴールドダフルトーン)で登場。
FXシリーズの上位モデルである7.6 FX(160,000円)。振動吸収性に優れるカーボンフォークを備えるほか、今年からリアのシートステイと呼ばれる部分に、新しい振動吸収システム「IsoZone」を採用。路面からのショックを、この振動吸収システムとフレーム自体のしなりで和らげてくれる。
Soho 1.0(95,000円)は、都会的なルックスを持つアーバンコミューター。「スポーツサイクルで街中を颯爽と走り抜けたい」という願望を、うまく具現化したモデルと言えるだろう。オフィス街にもマッチする。
※価格はすべて希望小売価格、税込。
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