【レポート】
独ケルン・メッセで開催中の「photokina 2008」(フォトキナ)の会場では、カシオ計算機が「ハイスピード」を中心としたブース展開を行っている。
カシオの「ハイスピード」といえば、今年初頭のCES 2008で公開された「EXILIM PRO EX-F1」。光学12倍ズームレンズを搭載し、撮像素子にCMOSを採用した一眼レフライクなスタイルのデジタルカメラで、秒60コマのハイスピード連写、1,200fpsというハイスピードムービーを可能にした新機軸のカメラだ。
カシオでは、そのF1のバリエーションモデルとなる「HIGH SPEED EXILIM EX-FH20」を9月16日に発表。欧州での初お披露目となったのがこのphotokina 2008だ。
F1の600万画素CMOSに対して910万画素CMOSと高画素化。レンズも光学20倍ズームレンズに一新しつつ、サイズはF1の127.7(W)×79.6(H)×130.1(D)mm、約671gと比べて122.6×81.4×84.5mm、約483gへとコンパクト化を図った。F1はフルHD撮影可能、1,200fpsというスペックだったが、それに対してHD動画のみ、秒40コマ、1,000fpsというスペックの差はあるものの、小型化と低価格化を実現している。
カシオによればF1非購入者への調査で価格、大きさ、難しそうなどといった点が挙げられ、この解消を図り「ハイスピード」の裾野を広げることを狙っているとのことだ。
また、ブースではゴルフシミュレーターを設置し、来場者に実際にスイングをしてもらって、飛距離を競わせつつ、そのスイングをハイスピードで撮影するというデモを実施していた。普通のコンパクトデジカメでは難しい高速な動きも確実にとらえられ、じっくりとスイングを確認できるハイスピードの新たな体験を分かりやすく示していた。
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実際に撮影されたもの。写真では分かりづらいが、こちらはハイスピードムービー。ゆっくりとした動きでフォームがチェックできる |
ハイスピード連写では、素早い動きの被写体でも、シャッターチャンスを確実にとらえやすい |
それに加えて、カシオは欧州のプレス向け説明会の中で、F1、FH20に続く「ハイスピード」3機種目が開発中であることを明らかにしている。現時点で詳細は明らかにされていないが、F1ともFH20とも異なる、ハイスピードを生かした新たな機種を開発中だとしている。
そのほかのデジカメでは、「EXILIM ZOOM EX-Z300」や「EXILIM ZOOM EX-Z250」「EXILIM ZOOM EX-Z150」「EXILIM ZOOM EX-Z85」を展示。特にZ300/Z250は顔検出時に人の肌を滑らかにしたり、顔にできた影を柔らかしたりして人を美しく写し取るメイクアップ機能などの特徴で来場者の興味を引いていた。
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