【レポート】
多年にわたるインターネットの発展を経て、中国人のインターネットへの依存はますます強まる一方である。インターネットが、知らず知らずの間に中国人の生活様式を変えつつある。ネット上のアプリケーションが日々豊富になるにつれて、インターネット利用者のニーズも、日々拡大しつつある。
インターネット利用者は自分を取り巻くコンテンツ、アミューズメント、ビジネス、通信、その他さまざまな個人向けのアプリケーションが統合され、カスタマイズへの要求が最大限に満たされることを期待している。
そうしたニーズを満たすため、インターネットメディアも従来の「マスコミ」から、よりパーソナライズされたメディアに向けて変貌を遂げようとしている。そして、それにつれて、インターネットメディアのビジネスモデルもマーケティング手法も大きく変わりつつある。本稿では、中国のインターネットメディアの発展の現状とその将来性について検討してみたい。
ブログ、ポッドキャスト、ネットコミュニティに代表されるWeb2.0が登場、次第に主役となりつつある。IT・ネット業界に関する調査を行う中国インターネット情報センター(CNNIC)が発表した「2007年中国ブログ調査レポート」によると、2007年11月末までに、ブログは7,282万、ブログ作者の人数も4,700万人に達している。平均して、4人のネットユーザーごとに一人のブログ作者がいる計算になる。
今年1月にCNNICが発表した「第21回中国インターネット発展状況統計レポート」によれば、2007年12月までに、中国のインターネット利用者は2億1,000万人を超えた。中国のインターネットユーザーの増加スピードはきわめて速く、この半年前の2007年6月には、わずか半年前に比べて4,800万人増えた。昨年1年間に7,300万人の新しいネットユーザーが誕生し、その対前年比増加率は53.3%にも達したことになる。
現在、中国のインターネット利用者の70%がコミュニティサイトのユーザーであるといわれる。次々に新機軸が打ち出されるWEB2.0は、今後も、インターネット広告とインターネットサービス市場の双方で存在感を増すものと考えられる。
同レポートによると、ブログで執筆される対象分野は、すでに人々の日常生活のほとんどをカバーしており、文化、軍事、経済、観光、生活など、ほぼあらゆる分野に関連する内容のブログがある。ブログは、いまや中国人の情報収集の最重要ルートのひとつになっている。
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