8月24日に秋葉原の石丸電気SOFT2にて、TVアニメ『狂乱家族日記』のDVD発売記念イベント「緊急家族会議 in アキバ2」が開催された。

日日日(あきら)氏の描く同名のライトノベルを原作とするTVアニメ『狂乱家族日記』は、4月より好評放映中。「緊急家族会議 in アキバ2」と銘打ち開催された今回のイベントは、5月のアニメ化記念に続き、DVD発売記念としてふたたび秋葉原にメイン声優8人が集合し、トークやゲーム対決で会場を盛り上げた。

メイン声優8人が揃った「緊急家族会議 in アキバ2」。多くのファンを前に、トークにチームバトルにと、様々なコーナーで楽しませてくれた

声優陣はお揃いのTシャツを着て登場。この日のイベントのために制作し、デザインはみんなで案を出し合ったとのこと

最初に行われたのが、家族の仲の良さを示すというシャッフルアフレコ。その名の通り、別キャラを演じるのだが、さらにお題として「チャラ男風に」「魔女っ娘で」「某ネコ型ロボット風に」などなど、数々の無茶振りを用意。まさにここでしか見られないアフレコの模様に、会場から大きな笑いと歓声が巻き起こった。

シャッフルアフレコ時は、ご覧の入り乱れ状態。それでも決まった役とお題で演じきるのはさすが

本編での暴走ぶりで、誰もが引きたくなかった凶華役をシャッフルアフレコで引いてしまった佐藤利奈。「エセ外国人風の凶華」を披露すると、大きな笑いが起こった

福岡でのイベントを終えて東京に着いたばかりという近藤孝行。シャッフルアフレコでは「台本まったく読めてないんだけど(笑)」と悲鳴が

続いて行われたライブコーナー「狂乱な音楽」では、ユニット・MOSAIC.WAVが登場。アニメOP『超妻賢母宣言』と、ラジオ『進め! 狂乱電波日記』『進ぬ! 狂乱家族計画』両番組でOP曲となっている『ねるがよい』を熱唱した。ライブでは初披露となったラジオOPだが、ファンにはお馴染みということもあり、まさにノリはバッチリ! ペンライトが揺れるなか大きな声援が送られ、大いに盛り上がったライブとなった。

「狂乱な音楽」のコーナーでライブを披露したユニット・MOSAIC.WAVのボーカル・み~こ(右)と、キーボードの柏森進(左)

イベントを締めくくったのは、女性陣のラジオ『進め! 狂乱電波日記』と男性陣のラジオ『進ぬ! 狂乱家族計画』によるラジオ対決。その勝敗は、UFOを呼び出せという「UFO~UFO~ UFO呼び出し対決」で決着が付き、女性陣が見事に勝利を収めていた。コーナーの最後にはプロデューサーよる発表があり、9月よりふたつのラジオを統合し『新生・進め! 狂乱電波日記』を新たに始めると宣言。この展開にはファンそして声優陣からも驚きの声が上がっていた。詳細は公式サイトに掲載とのことなので、楽しみにしていてほしい。

ラジオ対決での、題目にポーズを合わせる問題。女性陣への題目は「北京オリンピックで一番感動した競技は?」というもの。広橋涼(右)と花澤香菜(中央)は水泳のポーズをとるも、戸松遥(左)は混乱気味の様子

男性陣への「必殺技といえば?」という題目に、藤田圭宣(右)と近藤(中央)は「アイ○ラッガー」を選択。この結果に安元洋貴(右)は「それで揃うのはすごい(笑)」とひと言

道具を使い、狸寝入りをする相手メンバーを起こす対決。女性陣チームは、ピコピコハンマーにハリセンと、まさにやりたい放題……

まさに『狂乱家族日記』の名にふさわしいイベントとなった「緊急家族会議 in アキバ2」。ステージを盛り上げた8人の声優陣で彩るアニメ放映、DVDを、ぜひチェックすべし!

人類に滅亡をもたらすという存在を見つけるため、人間、動物、宇宙生物までも巻き込んで始まる家族生活。母親役の乱崎凶華を中心に、8人のドタバタな日常が描かれていく。DVD第3巻は9月26日発売予定。価格は7,140円

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