【レポート】
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Microsoft, General Manager of Management & Solution Div. ブラッド・アンダーソン氏 |
Microsoftの掲げる次世代IT基盤ビジョン「Dynamic IT」は、世界的な競争やコンプライアンスに対応できる、より動的なインフラ環境を実現するための構想である。8月27日に行われた「Microsoft Management Summit 2008 Japan」(Microsoft Tech·Ed 2008 Yokohamaと共同開催)では、同社のマネージメント アンド ソリューション ディビジョンでジェネラルマネージャを務めるブラッド・アンダーソン(Brad Anderson)氏により、Dynamic IT構想の主要な構成要素である仮想化やモデル化、運用管理、セキュリティなどに関するソリューションと導入事例の紹介が行われた。
アンダーソン氏は冒頭で、現状ではIT資産の80%が保守や運用管理に対する投資に当てられており、革新への投資はわずか20%に留まっていると指摘した上で、「将来的にはこの割合を逆転させたい」と強く語った。Dynamic ITの狙いは、ITインフラを最適化することによって生産性の向上やコストの削減を実現するだけでなく、ITを戦略的な資産に位置付けることにあるという。すなわち、ITインフラを単なる保守の対象ではなく、次のイノベーションのための武器としてとらえるということだ。
その上で同社では、Dynamic ITを実現するための次世代のデータセンターとアプリケーションに対するビジョンをそれぞれ掲げている。そのポイントとして挙げられたのは、データセンターに対しては「物理環境からの仮想環境への移行、モデルとポリシーによる管理、状況把握能力、事故修復、高可用性、高セキュリティ」、アプリケーションに対しては「オンプレミス型 (自社運用型)、クラウド型、サービスの連携/結合/活用、開発者と運用管理者との効果的な作業」などである。同キーノートでは、このうち次世代型データセンターを実現するためにMicrosoft社が提供している具体的な製品やソリューションについて、導入事例やデモンストレーションを交えながら順次紹介された。
同社のコアインフラストラクチャはWindows ServerおよびWindows Vista Enterpriseによるクライアント&サーバOSソリューションの上に構成される。これをDynamic ITの実現へと繋げるキーテクノロジーが「仮想化」である。そして、仮想化によって統合されたインフラ環境の運用管理をサポートするためのソリューションとしてMicrosoft System Centerが、ID管理やセキュリティの向上をサポートするソリューションとしてMicrosoft Forefrontがある。
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