【レビュー】

仮想ブラウザでインターネットに潜む危険をブロック - ZoneAlarm ForceField

1 ブラウザを仮想化するZoneAlarm ForceField

    c-bou  [2008/08/26]

    ZoneAlarm ForceField

    ZoneAlarm ForceField(以下、ForceFieldと略記)は、Webブラウザを仮想化することで、インターネットに潜む、各種の脅威から守ることができる。ジャングルから販売されており、1ライセンス用が3,980円、3ライセンス用が6,980円である(いずれも税込)。ライセンス期間は1年間で、その間にバージョンアップがあれば無償で行われる。

    動作環境は、Windows Vista、XP SP2以上、CPUにPentium III 1GHz以上、メモリは512MB以上(1GB以上を推奨)、インストールのために25MB以上のハードディスク空き容量が必要となる。また、インストールに光学ドライブが必要になる。ForceFieldが対応するブラウザは、Microsoft Internet Explorer Version 6/7、 Mozilla Firefox Version 1/2/3である。

    仮想ブラウザで攻撃から守る

    ForceFieldの最大の特徴である、ブラウザの仮想化について解説しよう。簡単にいってしまえば、インターネットと自分のPCの間に仮想的なブラウザを構築するのである(図1)。

    図1 ブラウザの仮想化

    実際には、ブラウザの一時的なコピーを作成することで、実際に使用しているPCを悪意の攻撃から守るのである。これは「Virtual Browsing」と呼ばれる技術である。ForceFieldでは、Webブラウザを対象とした自動ダウンロード、キーロガーやスクリーングラバーといった悪意のある攻撃を未然に防ぐことが可能になる。具体的には、以下のような脅威に対抗できる。

    • 不正ダウンロードや悪質なソフトウェアのインストールを阻止
    • フィッシング詐欺やキーロガーを阻止してユーザーの個人情報を保護
    • Webアクティビティのキャッシュ、cookies、履歴、パスワードなどをすべて消去

    フィッシング詐欺やスパイウェアを配布するWebサイトを閲覧すると、ForceFieldが自動的に警告を発する。最後のWebアクティビティの情報消去であるが、これはプライベートブラウザという機能で実現されている。入力した個人情報をいっさい残さないということがポイントである。ForceFieldは、一般的なウイルス対策ソフトやセキュリティ対策ソフトとの併用で、より確実にPCを保護することができるであろう。

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