【レポート】
それでは、中国のネットショッピングユーザーはショッピングサイトで何を買っているのだろうか。
最大の品目はアパレル商品・家庭用品で、ネットショッピング利用者全体の48.9%が同品目を購入。続いて書籍・音楽・ビデオ(32.4%)、通信・デジタル製品(18.3%)、各種プリペイドカード(15.1%)、玩具とベビー用品(10.6%)、PC及びその部品(9.4%)、食品、健康用品(8.0%)、家電製品(6.4%)、アウトドア用品(4.8%)、その他(11.8%)。すでにショッピングサイトから多種多様な商品を購入していることが明らかになっている。
ネットショッピングの頻度については、30.6%のネットショッピングユーザーが「半年に2~3回」利用。続いて、「同10回以上」(26.7%)、「同4~5回」(18.1%)、「同6~10回」(14.3%)、「同1回のみ」(10.3%)となっている。全体的にみると、比較的利用頻度が高いと言えそうだ。
ユーザーの満足度については、79.7%のネットショッピング利用者が、「不愉快な経験をしたことはない」としており、ネットショッピングに対する満足感が高いことが見て取れる。
「不愉快な経験をした」と答えたユーザーの回答で最も多いのは、「届けられてきた商品がショッピングサイトに掲載されてあるものと違った」(同6.8%)で、その他では、「商品がニセモノか欠陥品だった」「納期が長すぎた」などと回答している。今後利用者の満足度を高めていくためにも、業者側が各種サービスのレベル、顧客対応力を向上させることが求められている。
中国の大手ニュースサイトである中新網は6月30日、MasterCard Worldwideの最新調査を紹介し、中国が2010年に日本を超えてアジアにおける最大のネットショッピング市場になると報じた。これによると、中・高収入の都市部エリート層の増加に伴い、中国のネットショッピング利用者が2010年には4億8,000万人にまで増えると予測している。
現在の中国におけるネットショッピングの利用率、普及率は依然低い状態にあるが、MasterCardの予測通り、中国のネットショッピング市場が今後"高度成長期"を迎える可能性はかなり高いものと考えられる。
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