【インタビュー】

「ザクとは違うのだよ」「やらせはせん!!」 - メガハウスのExcellent Model Seriesの生みの親、金子浩樹氏

1 Excellent Model Seriesを立ち上げました

    木全直弘  [2008/07/31]

    メガハウスは、Excellent Model Series初となるファースト・ガンダム商品、1/8スケール「ランバ・ラル」と「ドズル・ザビ」を8月下旬に発売すると発表した。今回は、このシリーズの生みの親・育ての親であるメガハウスの金子浩樹氏に、去る7月11日に東京卸商センターで開催されたメガハウスの単独商談会「メガホビEXPO2008」の会場にてお話を聞いた。

    「メガホビEXPO2008」が開催された東京都台東区にある東京卸商センター

    会場風景。各展示は、それぞれの商品担当者がディスプレイしたとのこと

    メガハウスの金子浩樹氏

    ――Excellent Model Seriesの特長をうかがえますか?

    「当社はバンダイグループの一員なものですから、バンダイさんのキャラクターコンテンツを一部お借りしつつ、いわゆるキャラクター全般のフィギュアを2003年から、ずっと1/8スケールの統一されたサイズでやってきております」

    ――1/8スケールといえば、例えば、身長160cmのキャラクターを立体化すると、台座の部分を除くフィギュアの高さが20cmになる計算ですね。こちらの材質は何でしょう?

    「当初はソフビとPVCとプラの複合ということでパーツごとに分けていたんですが、その後はすべてPVCとプラに統一しています」

    ――それはどのような理由によるものですか?

    「PVCに比べると、ソフビのほうが成型で抜いたときに軟らかくて伸びる分、原型からのブレが大きいんです。PVCで作ることで精度も高まりましたし、今回のランバ・ラルとドズル・ザビもPVCの重量感が出せたと思います」

    Excellent Model Series初のファースト・ガンダム商品、ランバ・ラル(写真左)とドズル・ザビ(右)。精密かつ1/8スケールの迫力で戦場の男たちが蘇る彩色済み完成品フィギュア。2008年8月下旬発売予定。各6,090円
    (C)創通・サンライズ

    ――2つとも拝見した感じは、あまりアニメっぽくなくて、ちょっと劇画調な印象がありますけれども、あくまでアニメ版の立体化なんですね。

    「当時のものそのままの立体化じゃなくて、当時アニメを観ていて思い描いたイメージってあるじゃないですか。"その当時のものをそのまま立体化しました"っていうと、"まあ、そうなんだけどさ"っていう話になっちゃうので(笑)」

    ――アニメの絵そのままじゃなくて、"弊社で補完しておきました"と。

    「でも、それを売りにしちゃうとカッコ悪いんですね。そういうのって、やって当然だと思いますから」

    ――これらの商品のラインナップは、どのようにしてお決めになるんでしょう?

    「2003年に、このシリーズの企画を立てて、フィギュアを始めようと言って以来、全商品を私が自分で企画して、現在に至っております」

    ――新しい商品シリーズを立ち上げるには、社内で稟議を通さなくてはなりませんよね。どのようにして説得なさいましたか?

    「『セーラームーン』をシリーズ第1弾にもってきたのは、そのための説明がしやすかったからですね。そこから『ガンダム』『ワンピース』『プリキュア』……と、だんだんと実績を積み重ねていき、徐々にコミック原作に手を広げるなど、自分のやりたいことの要素を強くしていきました」

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