「ペンタブなんて、絵を描くのでなければ必要ない」。そう思っていた頃が、私にもありマシタ。実際、Windowsの操作はマウスで事足りるし、絵心なんてないからCGなんて描かないし、ペンタブレットを使う必要性なんて、まったくなかったワケだ。

しかし、最近タッチスクリーン対応のUMPC(ミニノートPC)をいくつか触っているうちに、「ペン(というかスタイラス)での操作も、なかなか便利じゃね?」とか思うようになってきた今日のこの頃である。

というのも、ペンなら操作スペースが不要で、かつ手元を見ながら操作する安心感があるからだ。まあ、マウスより先にペンや鉛筆を握ってきたワケだから、慣れているのも当たり前ですな。

そんな心情を察してか、マイコミジャーナル編集部からプリンストンテクノロジー製の液晶ペンタブレット「PTB-TMW19B」レビューの依頼がやってきた。おいおい、そこはタブレットPCをよこすだろ、普通なら。まあそんなわけで、絵師でもない筆者ではあるが、液晶ペンタブレットの使い心地を検証してみることにする。

プリンストンテクノロジー製の液晶ペンタブレット「PTB-TMW19B」。価格はオープンで、実売価格は12万8,000円前後