【ハウツー】

もう試しましたか? Googleの脆弱性発見ツール「ratproxy」

1 XSS問題などを検出可能

    富田宏昭  [2008/07/17]

    Webアプリケーション開発者にとって切っても切れない問題――それがセキュリティ対策だ。日増しに複雑になっていく要件・機能に対する脆弱性検査に悲鳴をあげているデベロッパ/テスターも多いことだろう。そのような中、あのGoogleが、社内でも活用している脆弱性発見ツールをオープンソース化して公開した。同ツールは脆弱性検査の新しい決め手となるか。以下、基本的な使い方や主要機能について紹介していこう。

    Google社内で現役の脆弱性検知ツール - ratproxy

    Googleは1日(米国時間)、Webアプリケーションのセキュリティ監査を実施するツール「ratproxy」をリリースした。ratproxyはプロキシサーバとして動作するオープンソースソフトウェア。同ソフトウェアを経由してWebアプリケーションを操作することで、XSS(Cross Site Scripting)問題や不適切なXSRF(Cross Site Request Forgeries)対処など、各種の脆弱性を検出できる。また付属するratproxy-report.shを併用することで、注釈や問題のランク付けをまとめたレポートを出力することが可能だ。

    現在の最新版は2日(米国時間)に公開された1.51betaで、Apache License Version 2.0のもとで公開されている。

    ratproxyの動作環境は次のとおり。

    • Linux
    • FreeBSD
    • MacOS X
    • Windows (Cygwin)

    Google社内で開発・活用されている脆弱性発見ツールとあって、その期待度は高い。本稿ではFreeBSDおよびWindows(Cygwin)上で動作させる方法と、出力されるレポートを簡単に紹介する。

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