【レポート】

カフェラテ1杯に心をこめて - 北米チャンピオン直伝の味を提供

    大畑加代子  [2008/07/16]

    「ラテアート」という言葉を聞いたことがあるだろうか。カフェラテの上に浮かんでいるフワフワとしたフォームドミルクに、ハートやリーフなどの絵を描くもので、高度な技術が要求される。そのラテアートを施した「カフェラテ」を提供しているのが東京・青山にある「BLENZ COFFEE(ブレンズ コーヒー) 青山丸茂店」だ。2007年度北米チャンピオンであるLayla Osberg(レイラ オズバーグ)さんの技を同店のスタッフが受け継いで披露しており、好評を博しているという。

    写真のラテアートはオズバーグさん作。茶色と白のコントラストがはっきりとして美しい

    「ブレンズ コーヒー」は、1992年にカナダ・バンクーバーで誕生したスペシャリティコーヒーショップ。現在は北米で52店舗、日本で11店舗を展開している。オズバーグさんは、2007年度に開催されたラテアート選手権「Millrock Latte Art Competition」アトランタ大会とシアトル大会において優勝した人物。普段はカナダのブレンズ コーヒーで働いており、"ディレクター・オブ・トレーニング"としてブレンズ コーヒーのバリスタへの指導をしている。そんなオズバーグさんが5月から6月にかけて来日し、日本のブレンズ コーヒーのバリスタに講習会を開いた。

    「BLENZ COFFEE(ブレンズ コーヒー) 青山丸茂店」

    Layla Osberg(レイラ オズバーグ)さんの

    講習会で指導されたのは、竹串などの用具を使わずに模様を書く「フリー・ポー・ラテアート」と呼ばれる方法。ミルクピッチャーに入れたフォームドミルクをエスプレッソに流し入れ、その時のミルクの流れを操ることでハートやリーフなどの模様を描くといったもの。オズバーグさんによると、「おいしいラテをつくるためには、きめ細かいフォームドミルクが重要。そういったフォームドミルクを使うことで、きれいなラテアートを仕上げることになります」とのこと。今回の青山丸茂店での指導については、特に「自信を持つように」と強く伝えたという。技術的な指導ではないように思われるかもしれないが、実は自信がないまま恐る恐るミルクを注ぐと流れ入る勢いが弱くなり、うまく絵を描くことができないといったオズバーグさんの経験に基づいたアドバイスだったのだ。

    講習には、青山丸茂店だけではなく他のブレンズ コーヒーで働くバリスタも駆けつけた。ラテアートの方法を教えるオズバーグさん。エスプレッソが入ったカップにピッチャーからミルクを注ぎ、絵を描いていくのが「フリー・ポー・ラテアート」

    同店の「カフェラテ」はRサイズが320円、Lサイズが370円。北米チャンピオン直伝のカフェラテを味わってみてはいかがだろうか。

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