iPhoneには「ビジュアルボイスメール」という新しい留守番電話機能が搭載されている。ソフトバンクの留守番電話サービスセンターに預けられた伝言を音声ファイルとしてiPhoneに配信し、それをビジュアル的に操作できる、という機能だ。配信された音声メッセージは圏外でも再生できる。

電話の発信画面。ここで右下の「留守番電話」からビジュアルボイスメールが利用できる

ビジュアルボイスメールを未契約の場合は、普通に留守番電話サービスセンターに発信される

いつも留守電をたくさんためてしまう人には便利な機能かもしれないが、筆者は正直あまり留守電は使わないので、これを契約していない。同様に、多者通話ができるグループ通話も、画面の「+」アイコンにタッチするだけと簡単なのだが、これも個人的に用途がないので契約していない。

ビジュアルボイスメールやグループ通話は別途オプション契約が必要で、割り込み通話も加えたオプションパックが月額498.75円で用意されている。

ただ、iPhone用のオプションサービス「留守番電話サービス(i)」はビジュアルボイスメール用の契約らしく、普通の留守電サービスは標準で用意されている。今まで通りの留守電で良ければオプションを契約する必要はないようだ。なお、本稿掲載時点で、サポートサイト「My SoftBank」からのオプションサービスの変更は「現在準備中」とされているので、オプションの契約・解約は電話窓口または店頭で行う必要がある。

ソフトバンクのサービス案内の書き方だと留守電を利用するには留守番電話サービス(i)の契約が必要なようにも見えるが、このオプションはソフトバンクの他機種向けに用意されている「留守番電話プラス」とビジュアルボイスメールが一緒になったもの、と考えれば良さそうだ。