【レポート】

いつかアメリカに住みたい!! - 願いを叶える"かしこい"ビザ取得とは

1 海外に住むには……まずはビザの取得

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いつかは海外に住みたい―そんな風に思うことはないだろうか? 海外に住むために必要なものは語学力、生活力などもあるだろうが、まず必要なのはビザ(査証)。そして、ことアメリカに移住するのに必要なものは、お金、才能、運だといわれている。それじゃあまるでアメリカンドリーム……と思われるかもしれないが、このいずれかがあれば、本当に案外簡単に永住できてしまう。それはこれらがビザの取得と関係があるからだ。今回はビザ取得の方法についてレポートする。

ビザとはなんだろう

海外に行かない人や住まない人にはあまり縁のないビザ。だが、留学や就職などで短長期間、海外に住む場合、ビザが必要となる。例として日本の外務省のサイトをみると、日本における外国人のビザの原則的発給基準が、下記のように記述されている。

  1. 申請人が有効な旅券を所持しており、本国への帰国又は在留国への再入国の権利・資格が確保されていること。
  2. 申請に係る提出書類が適正なものであること。(注)
  3. 申請人の本邦において行おうとする活動又は申請人の身分若しくは地位及び在留期間が、出入国管理及び難民認定法(昭和26年政令第319号。以下「入管法」という。)に定める在留資格及び在留期間に適合すること。
  4. 申請人が入管法第5条第1項各号のいずれにも該当しないこと。

(外務省ウェブサイトより抜粋)

外国人が日本に滞在する場合、通常、この4つの条件を満たし、ビザの発給が妥当だと判断されると、ビザは発給されるという。今回は特に日本人がアメリカのビザを取得する方法について解説するが、アメリカの場合、ビザは大きく分けて、2種類のビザがある。それは、非移民ビザと呼ばれる短期間滞在を許可するものと、移民ビザと呼ばれる永住権だ。非移民ビザは、仕事や勉強のため期限付きでアメリカに滞在できるというもので、最終的に"日本に帰国する"ことを前提としている。対して移民ビザは、生活の基盤をすべてアメリカとするということを前提としており、一応更新があるが10年に一度である。

ここでもう少し詳しくビザについて見ていくと、非移民ビザにはAからZまでのカテゴリに分かれている。アメリカに住む多くの日本人が持っているものは、留学生の学生ビザ(F-1)と、会社で働く場合の就労ビザ(H1-B、E、Lなど)。それぞれ、アメリカの受け入れ先(学校、会社)が必ず必要で、アメリカに行きたい人は誰でもビザをもらえるというわけではない。

一方、移民ビザ取得には大きく分けて5つの方法がある。

1:家族スポンサーによるもの

アメリカ人またはアメリカ永住権保持者との結婚がこれにあたる。

2:自己の能力によるもの

有名な科学者やスポーツ選手、アーティストなど、世界や自国でトップであることを証明できれば、この方法で永住権(EB-1)を得ることができる。何かで"トップ"の人は、獲得しておこうということだ。なんともアメリカらしい永住権だ。

3:企業スポンサーによるもの

アメリカで働く多くの外国人が永住権を取る方法。一般的に、学生ビザ(F-1)でアメリカの4年制大学または大学院を卒業し、プラクティカルトレーニングの期間を経て、会社のサポートにより、就労ビザ(H1-B)を取得。その後、また会社経由で永住権(EB-3)を申請するというものだ。この場合、永住権申請から取得までに約2年~5年以上かかる。

4:DV抽選永住権

最も簡単でお金もかからないが、「運」が必要な方法。1991年から行なわれており、過去5年間にアメリカへの移民が5万人以下の国で生まれた人 のみ参加できる永住権の抽選。日本からの移民はとても少ないので、日本生まれの人には参加の権利がある。抽選は1年に1度行なわれ、毎年世界中から1,000万人以上の応募中、約10万人が当選。辞退者も多いため、その中の条件が揃った5万人のみに永住権が発行される。今年の日本人当選者は320人。

5:投資によるもの

50万ドルまたは100万ドルをアメリカの企業・施設等に投資することにより獲得できる永住権である。アメリカの雇用促進法と密接に関連しており、取得には様々な条件がある。

いかがだろうか。冒頭で話したように、アメリカで移住するのに必要な運・才能・お金のどれかが当てはまる。何とも合理的な国である。

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目次
(1) 海外に住むには……まずはビザの取得
(2) 永住権取得の近道は投資?

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