Firefox 3が登場して以来、これまでのアドオンのバージョンアップも進んでいるが、今回は、Firefox 3用のアドオンを紹介してみたい。RSSフィードのSage-Tooは、これまでのSageがFirefox 3用に新たに生まれ変わったものと位置付けることができる。Sageも人気のあったRSSフィードで、各種スタイルシートなどが有志の手によって提供されていた。RSSリーダーには、独立したアプリケーションなど、さまざまなタイプが存在する。しかし、Firefox 3などのブラウザに組み込んで使うものが、操作も簡単である。Sage-Tooは、RSS(2.0、1.0、0.9x)、Atomに対応する。

注意:本稿では、Firefoxのアドオンのインストールを行っておりますが、ソフトウェアの利用はすべて使用者の責任においてご利用ください。

Sage-Tooを使ってみる

まずはインストールである。アドオンのWebサイトから、[Firefoxへインストール]ボタンをクリックしよう(図1)。

図1 Sage-Tooのインストール

もし、Firefox 2などを使っていると、図2のように表示され、インストールできない。

図2 Firefox 2ではインストール不可

再起動をすると、Sage-Tooが使えるようになる。[ツール]に[Sage-Too]が追加される(図3)。

図3 Sage-Tooがメニューに追加

起動は図3のメニューから選択するか、ショートカットキーの[Alt]+[Z]で起動する(図4)。

図4 Sage-Tooの起動

では、マイコミジャーナルでもRSSフィードが用意されているので、登録してみよう。マイコミジャーナルのWebページを表示させた状態で、Sage-Tooのツールバーにある虫めがねのアイコンをクリックする。ページ内のRSSフィードが自動的に検索される(図5)。

図5 RSSフィードの検索

ここで、[フィードの追加]をクリックする。記事が項目ごとに縮小表示される(図6)。

図6 Sage-Tooで表示

Sage-Tooでは、写真などを使っているニュースやブログなどの表示がおもしろい。実際にデフォルトで設定されていた、米国Yahooのスポーツニュースを表示してみた(図7)。

図7 Yahooのスポーツニュース

ご覧のように、記事をすばやく一覧でき、写真などの表示もわかりやすい。ユニークな表示機能を持ったRSSリーダーである。Sage-Tooには、OPMLによるフィードのインポート・エクスポートもサポートしているので、他のRSSリーダーからの乗り換えも可能である。