【レポート】

鉄道用GPS機器から人体通信システムまで - ESECを振り返る

1 鉄道用GPS機器を展示 - ソフィアシステムズ

    大木真一  [2008/06/11]

    先月14日~16日、東京ビッグサイトでESEC2008(第11回 組込みシステム開発技術展)が開催された。筆者は初日に行ったのだが、悪天候にもかかわらず多くの来場者で混雑しており、活気があってよかったのではないかと思う。

    今年は特に新入社員と見受けられるスーツ姿の団体をよく見かけた。社員研修の一環として展示会の見学をさせるのもよいことだと思うが、ESECは大きい展示会のため目的なしで見に行くと大変苦労することになる。来年も今年と同様に5月13日~15日に開催されるので、その際には何でもいいから1つ目的を持って見に行くことをお勧めする。

    ESEC2008のレポートは開催初日などにもお伝えしたが(開催初日のレポート/その他レポート)、ここではもう一度筆者の目で振り返り、おもしろかったものを掘り起こしてみよう。

    鉄道用GPS機器を展示 - ソフィアシステムズ

    ソフィアシステムズでは、マイクロソフトブース内で受諾開発の鉄道用GPS機器を展示、プレゼンテーションを行っていた。車両やシステムにあまりお金をかけられないローカル線でも、より安全に運行するためにGPSや無線LANを使い、停車駅や停車位置のナビゲートを行うシステムだそうだ。現在は近鉄の車両で使われているだけだが、今後はJRを含めた他社にも売り込んでいきたいとのこと。

    また、Intelの組み込み向けx86プロセッサである「Atom」を搭載した携帯端末開発環境のモックアップも展示してあった。拡張パックを本体後ろに付けることによりEthernetやJTAGデバッグポートを搭載することも可能。OSはLinuxかWindows Vistaが動作するとのこと。夏頃に発売になる予定で、価格は98万円だそうだ。担当者によると「値段を言うとがっくりするお客様もいらっしゃるんです」とのことだった。確かに個人向け製品としてもちょっと売ってもらいたくなるできの良さだった(まだモックだが)。

    バッテリで駆動し、運転手が持ち歩いて乗車時に車両に設置して使用するとのこと

    本体のみでも無線LAN、Bluetooth、1セグテレビ、W-SIMインタフェースと盛りだくさんだ

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