【レビュー】
さて、これまで紹介した機能は他のWikiサービスでも実装されているものが多い。ここからはGoogle Sitesならではの魅力について書きたい。それは何と言ってもGoogleサービスとの親和性の高さだ。GoogleのWebサービスの数多くはWeb APIを公開している。それらをうまく組み合わせ統合し、活用できるのがGoogle Sitesだ。
先述のオブジェクトとは、たとえばGoogleドキュメントに登録してあるワード(ワードプロセッサ)、スプレッドシート(表計算)、プレゼンテーションといったデータも含み、<Insert>メニューから容易にGoogle Sites内に埋め込むことができる。
ほかにもGoogleカレンダーを取り込んだり、Picasaの写真をスライドショーで表示、YouTube/Googleビデオの挿入といったこともできてしまう。iGoogleで提供されているガジェットも取り込み可能だ。Googleが提供する各種WebサービスをGoogle Sites内で簡単に利用できるというわけである。
【ケース1】プロジェクト管理
Google Sitesをプロジェクト管理として使った場合、プロジェクトに関係する資料、情報を一元管理できるようになる。また、リストを使ってバグ管理をすれば、簡易的なBTSとしても活用できそうだ。カレンダーを共有したり、アナウンスを使って皆に告知をしたりすることもできる。
【ケース2】旅行計画サイト
仲間内で旅行の計画を立てるのはどうだろう。旅行中の訪れる場所をGoogleマップで表示したり、スケジュールをカレンダーに登録したりするのだ。もちろん旅行中に撮りためた写真はPicasaを通じて公開。旅行前はもちろん、旅行後も楽しめるサイトになるだろう。
【ケース3】ファイルストレージ
ファイル容量の制限はあるが(100MBまで)、文書ファイルなどを配布する場所としても考えられる。とくにバージョン管理の機能があるので、間違って更新してしまっても古いバージョンが取り出せるのが便利だ。
そのほか何でも
もちろん個人のサイトでも、何かのまとめサイトでもどういったニーズに対しても柔軟に対応できるのがGoogle Sitesの魅力だ。あなたの創造性をいっぱいに働かせて使ってみてほしい。
Google Sitesの魅力は、Googleの各サービスを使いこなしているとさらに強く感じることができる。スプレッドシートやカレンダーをリンクしておき、それを更新すればGoogle Sites側も自動更新されるといった具合だ。さらに言えば、既存のGoogleサービスのWeb APIを使ったライブラリやソフトウェア、同期ツールなどの類が相当数存在する。それらを活用すればGoogle Sitesは単なるWebサイト構築ツールではなく、コラボレーションを促進する情報統合プラットフォームにさえなりえるのだ。
ブログの利用が当たり前になっていると、イチからHTMLを作成してサイトを作るのは非常に手間で面倒に感じてしまう。そうした時にGoogle Sitesを使えば、ほとんどノーコストでWebサイトを構築できるはずだ。ぜひ一度触ってみてほしい。
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