【レビュー】

Wiki以上! 『Google Sites』は情報統合プラットフォームだ

3 Google Sitesならではの魅力はココ!

    中津川篤司  [2008/06/06]

    Googleサービスを簡単に取り込める!

    さて、これまで紹介した機能は他のWikiサービスでも実装されているものが多い。ここからはGoogle Sitesならではの魅力について書きたい。それは何と言ってもGoogleサービスとの親和性の高さだ。GoogleのWebサービスの数多くはWeb APIを公開している。それらをうまく組み合わせ統合し、活用できるのがGoogle Sitesだ。

    先述のオブジェクトとは、たとえばGoogleドキュメントに登録してあるワード(ワードプロセッサ)、スプレッドシート(表計算)、プレゼンテーションといったデータも含み、<Insert>メニューから容易にGoogle Sites内に埋め込むことができる。

    ほかにもGoogleカレンダーを取り込んだり、Picasaの写真をスライドショーで表示、YouTube/Googleビデオの挿入といったこともできてしまう。iGoogleで提供されているガジェットも取り込み可能だ。Googleが提供する各種WebサービスをGoogle Sites内で簡単に利用できるというわけである。

    iGoogleのガジェットを取り込める

    DashboardやWeb pageでは簡単にGoogleの各Webサービスを取り込める

    Google Sitesの利用例をチェック!


    【ケース1】プロジェクト管理
    Google Sitesをプロジェクト管理として使った場合、プロジェクトに関係する資料、情報を一元管理できるようになる。また、リストを使ってバグ管理をすれば、簡易的なBTSとしても活用できそうだ。カレンダーを共有したり、アナウンスを使って皆に告知をしたりすることもできる。

    サンプルになっているプロジェクト管理例




    【ケース2】旅行計画サイト
    仲間内で旅行の計画を立てるのはどうだろう。旅行中の訪れる場所をGoogleマップで表示したり、スケジュールをカレンダーに登録したりするのだ。もちろん旅行中に撮りためた写真はPicasaを通じて公開。旅行前はもちろん、旅行後も楽しめるサイトになるだろう。

    これはちょっと違うが遊びに関するサイト




    【ケース3】ファイルストレージ
    ファイル容量の制限はあるが(100MBまで)、文書ファイルなどを配布する場所としても考えられる。とくにバージョン管理の機能があるので、間違って更新してしまっても古いバージョンが取り出せるのが便利だ。

    ファイルはリスト化され、バージョン管理される




    そのほか何でも
    もちろん個人のサイトでも、何かのまとめサイトでもどういったニーズに対しても柔軟に対応できるのがGoogle Sitesの魅力だ。あなたの創造性をいっぱいに働かせて使ってみてほしい。

    Google Sitesは単なるWebサイト構築ツールじゃない!

    Google Sitesの魅力は、Googleの各サービスを使いこなしているとさらに強く感じることができる。スプレッドシートやカレンダーをリンクしておき、それを更新すればGoogle Sites側も自動更新されるといった具合だ。さらに言えば、既存のGoogleサービスのWeb APIを使ったライブラリやソフトウェア、同期ツールなどの類が相当数存在する。それらを活用すればGoogle Sitesは単なるWebサイト構築ツールではなく、コラボレーションを促進する情報統合プラットフォームにさえなりえるのだ。

    ブログの利用が当たり前になっていると、イチからHTMLを作成してサイトを作るのは非常に手間で面倒に感じてしまう。そうした時にGoogle Sitesを使えば、ほとんどノーコストでWebサイトを構築できるはずだ。ぜひ一度触ってみてほしい。

    関連記事

    関連サイト

    関連したタグ

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン