【レポート】

実写版映画の公開迫る『マッハGoGoGo』 - 新作アートや原作資料が並ぶ企画展開催中

    岩村拓也  [2008/06/04]

    会場ではクリエイターたちによって新たに描かれたアートワークに、アニメ放映当時の設定画など、新旧の展示物を見ることができる

    東京・渋谷パルコのロゴスギャラリーにおいて5月30日より、アニメ『マッハGoGoGo』に関する企画展「タツノコプロ新企画 "MACH 5 LINE PROJECT"始動!!~」が開かれている。開催期間は6月11日まで。開館時間は10時から21時(最終日は17時)まで。観覧無料で会期中無休。

    テレビアニメ『マッハGoGoGo』は1967年から1968年まで、フジテレビ系で放映。少年レーサー・三船剛がマッハ号に乗り、世界中のレースに挑む内容で人気を博した。原作は竜の子プロダクション初代社長である故・吉田竜夫が務め、制作も同プロダクションによって行われている。日本だけでなくアメリカなど世界各国でも人気を呼んでおり、今年の7月5日からは『スピード・レーサー』のタイトルで実写版映画も公開される。今回はその公開に合わせての、企画展となった。

    展示の中心は5人の気鋭クリエーターによる『マッハGoGoGo』のデザインアート。これらは「MACH 5 LINE PROJECT」として、様々な商品展開が予定されている。また、当時のアニメ制作の際に使用された設定資料の複製なども展示されている。映画公開で新たな盛り上がりを見せるなか、原作の魅力を手軽に感じられる絶好の機会と言えるだろう。

    剛のガールフレンド・志村ミチをアメコミ調に描いたゴッホ今泉(左)と、ユーモラスで風刺的な絵柄が特徴のタカセマサヒロ(右)。作者の特色が、キャラクターの新たな魅力を引き出してくれる

    「トーフ親子」などで知られるデビルロボッツ(左)と、TBS『王様のブランチ』のタイトルデザインなども手掛けた福田透(右)。デフォルメしながら、特徴がしっかり捉えられいる

    吉田竜夫の長女であり、イラストレーターとして活躍する吉田すずか。オリジナルキャラクターとなる、マッハガールのリップ(写真左)と、版権用に描かれたイラスト(右)を展示。普段はキュートな画風の彼女だが、版権イラストでのタッチは父親そっくり

    設定資料より、剛(左端)とライバルである覆面レーサー。来月公開の実写版映画では、ふたりが手を組みレースに挑むことに

    剛の被るヘルメット。青い風よけや、「M」のマークなど忠実に再現

    会場では、展示されたアートワークをデザインしたTシャツも販売中。全10種類で価格は各3,045円

    吉田竜夫はマンガ家としても活躍。『チャンピオン太』『紅三四郎』など、これまでに発表してきた作品の完全版が販売中。価格は各1,890円

    現在アニメ放映中の『ヤッターマン』など、人気作品を多数持つ竜の子プロ。会場では『科学忍者隊ガッチャマン』などのキャラクター商品も「タツノコスタイル」として展開されている

    (C)タツノコプロ

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