【レポート】

週末に行きたくなる東京写真展案内 - 5月16日号

    佐々木康弘  [2008/05/16]

    「東京写真展案内」では、東京都内で開催される写真展をカメラ会社が運営するギャラリーを中心に紹介していく。今週は全国から寄せられた3姉妹、3兄弟の写真展や、「よみうり写真大賞」に寄せられた報道写真を含むレベルの高い入賞作品展など、興味深い写真展が多数。お気に入りの展覧会を見つけ、是非足を運んでいただきたい。

    コニカミノルタプラザ

    「両棲集落実測図×山田脩二の写真」展

    カンボジア中央に位置する東南アジア最大の湖トンレサップ湖は渇水期と浸水期の差が大きく、そこに住む人々の家は渇水期には高床式住居だが、浸水期には住居の床下まで水が達した水上住居になる。本展では、関西大学を中心にした調査チームによる住宅の実測図面と共に、淡路島在住の写真家・淡路瓦師である山田脩二がカメラに収めた両棲集落の姿を展示する。

    展覧会名 「両棲集落実測図×山田脩二の写真」展
    作家 関西大学環境都市工学部建築学科建築環境デザイン研究室/山田脩二
    展示作品 モノクロ半切 約240点(山田脩二氏写真作品)
    会期 4月29日~5月19日
    会場 コニカミノルタプラザギャラリーB・C 東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F
    開館時間 10:30~19:00(最終日は15:00まで) 年中無休

    (c)山田脩二

    JICA&HANDS特別企画写真展「生命のパスポート~人々をつなぐ母子健康手帳」

    国際協力機構(JICA)とNPO法人HANDによる、インドネシアとパレスチナの母子健康手帳をテーマにした写真展。母子と医療・行政とをつなぐ「生命のパスポート」としての母子健康手帳に焦点をあて、インドネシアとパレスチナで行われている母子保健向上プロジェクトを紹介する。

    展覧会名 JICA&HANDS特別企画写真展「生命のパスポート~人々をつなぐ母子健康手帳」
    作家 今村健志朗
    展示作品 カラープリント 大全紙・全倍 約50点
    会期 5月20日~5月30日
    会場 コニカミノルタプラザギャラリーA 東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F
    開館時間 10:30~19:00(最終日は15:00まで) 年中無休

    「全国うちの3姉妹写真展」

    人気漫画『うちの3姉妹』のアニメ原画や設定資料絵コンテなどを展示するほか、全国から寄せられた3姉妹、3兄弟、そして仲良し3人組の写真を展示する。写真には、『うちの3姉妹』作者の松本ぷりっつさんの面白講評付き。

    展覧会名 「全国うちの3姉妹写真展」
    作家 松本ぷりっつ/全国の皆さん
    会期 5月20日~5月30日
    会場 コニカミノルタプラザギャラリーB 東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F
    開館時間 10:30~19:00(最終日は15:00まで) 年中無休

    Leslie Kee写真展「Faces of Love」

    シンガポールを代表する若手の写真家Leslie Keeの写真展。ライフワークとしてアジアを中心とした著名なスター、タレント、ファッションモデル等のファッション写真を華麗で優雅なコスチュームや大胆なポーズで捉えている。

    展覧会名 Leslie Kee写真展「Faces of Love」
    作家 Leslie Kee(レスリー・キー)
    会期 5月20日~5月30日
    会場 コニカミノルタプラザギャラリーC 東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F
    開館時間 10:30~19:00(最終日は15:00まで) 年中無休

    オリンパスフォトギャラリー

    オリンパスみんなで選ぶフォトコンテスト2007-2008受賞者作品展

    応募者によるインターネット上の互選によって受賞作が選ばれるユニークなフォトコンテストの受賞者作品展。グランプリ・準グランプリ30作品をプリントにて展示し、入賞90作品はモニターによる展示にて受賞作品を紹介する。

    展覧会名 オリンパスみんなで選ぶフォトコンテスト2007-2008受賞者作品展
    作家 コンテスト受賞者
    展示作品 120点
    会期 5月15日~5月21日
    会場 オリンパスギャラリー東京 東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル
    開館時間 10:00~18:00(最終日は15:00まで) 日曜・祝日休館

    筒井 功「雷鳴轟く瞬間」

    ペンタックスフォーラム

    川井靖元写真展「山岳光彩をもとめて」

    四季折々の素晴らしい山岳景観を新緑、雪解け、お花畑、岩稜、紅葉、雪稜などモチーフ別に作者の感性にうったえ独特のカメラアイを通して表現した。

    展覧会名 「山岳光彩をもとめて」
    作家 川井靖元
    展示作品 約30点
    会期 5月14日~5月26日
    会場 ペンタックスフォーラム 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB
    開館時間 10:30~18:30(最終日は16:00まで) 火曜日休館

    (c)川井靖元

    ライカ銀座店サロン

    上田義彦写真展「at Home」

    日本写真界の第一線で活躍している写真家・上田義彦の写真展。妻である桐島かれんと4人の子供たちを13年間にわたり撮影した作品集の中から、厳選された14点の写真を展示する。

    展覧会名 「at Home」
    作家 上田義彦
    展示作品 14点
    会期 4月18日~7月20日
    会場 ライカ銀座店サロン 東京都中央区銀座6-4-1
    開館時間 11:00~7:00 月曜日休館

    (c) Yoshihiko Ueda

    富士フイルムフォトサロン 東京

    第29回よみうり写真大賞入賞作品発表展

    読売新聞社が主催する写真コンテスト「よみうり写真大賞」の入賞作品展。報道、課題テーマ、デジタルアート、ファミリーの各部門に寄せられた3万点の中から審査委員が選んだ143点を展示する。

    展覧会名 第29回よみうり写真大賞入賞作品発表展
    会期 5月16日~5月22日
    会場 富士フイルムフォトサロン東京スペース1 港区赤坂9-7-3フジフイルムスクエア2F
    開館時間 11:00~20:00(最終日は14:00まで)

    ファミリー部門大賞「記念撮影」藤原茂夫

    鈴木貞弘写真展「中南米の旅」

    プエルト・リコ、バージン諸島、エクアドル、ガラパゴス諸島、クスコ・マチュピチュといった場所を訪れた作者が、その先々で歴史の重みと共にスローに生きる人々のほほえみをとらえた。

    展覧会名 中南米の旅
    作家 鈴木貞弘
    会期 5月16日~5月22日
    会場 富士フイルムフォトサロン東京スペース2 港区赤坂9-7-3フジフイルムスクエア2F
    開館時間 11:00~20:00(最終日は14:00まで)

    第2回 フジカラープロフォトセンターフォトコンテスト入賞作品展

    プロ・アマ問わないフォトコンテスト「フジカラープロフォトセンターフォトコンテスト」の入賞作品展。合計3,863枚の応募の中から、グランプリ・金賞・銀賞・銅賞・優秀賞までを展示する。

    展覧会名 第2回 フジカラープロフォトセンターフォトコンテスト入賞作品展
    会期 5月16日~5月22日
    会場 富士フイルムフォトサロン東京スペース3 港区赤坂9-7-3フジフイルムスクエア2F
    開館時間 11:00~20:00(最終日は14:00まで)

    キヤノンギャラリー銀座

    東谷幹男写真展「軸」

    広告写真の世界で作品づくりを手がけてきた写真家・東谷幹男氏の写真展。「輪郭を超えるもの。それは『軸』の存在。時の流れのなかに、ひとつの強い軸がある。『今』という瞬間に、そんな軸を発見したい」―作者コメント

    展覧会名 「軸」
    作家 東谷幹男
    会期 5月15日~5月21日
    会場 キヤノンギャラリー銀座 東京都中央区銀座3-9-7
    開館時間 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 日曜、祝日休館

    (c)東谷幹男

    キヤノンギャラリーS

    熊切圭介写真展「揺れ動いた'60年代の光と影」

    日本の高度経済成長期に写真家として活動を始めた熊切圭介氏の作品展。戦後の混乱期を経て池田内閣の「所得倍増計画」のもと豊かさを求めてがむしゃらに働く人々の姿、急激な工業化の中で疲弊していく国土の様子など、「光」と「影」の部分を宿す60年代の世相をジャーナリズムの視点からとらえた全モノクロ写真100点余りを展示。

    展覧会名 「揺れ動いた'60年代の光と影」
    作家 熊切圭介
    会期 5月9日~6月17日
    会場 キヤノンギャラリーS 東京都港区港南2-16-6キヤノンSタワー1階
    開館時間 10:00~17:30 日曜、祝日休館

    (c)熊切圭介

    銀座ニコンサロン

    平敷兼七展「山羊の肺 沖縄1968-2005年」

    タイトルの「山羊の肺」は、沖縄の歴史と文化の象徴。黙々と働いている名もなき人々、人の不幸をみな自分で背負って底辺で生きる『職業婦人』、『渚の人々』、『沖縄戦で死んでいった人達のための「俑」』など1968~2005年の作品を展示している。

    展覧会名 山羊の肺 沖縄1968-2005年
    作家 平敷兼七
    展示作品 モノクロ約90点・カラー1点
    会期 5月14日~5月27日
    会場 銀座ニコンサロン 東京都中央区銀座7-10-1STRATA GINZA1階
    開館時間 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 会期中無休

    新宿ニコンサロン

    第14回酒田市土門拳文化賞受賞作品展奥田彰人展「HAPPY PEOPLE」

    2004年9月から06年1月にかけて撮影した、熊本県水俣市とその近郊の人々をモチーフとした写真。作者が会った人たちの一人一人の日常の営み、笑顔あるいは真剣な表情、この地にあるものひとつひとつの小さな足跡を拾い集めた。

    展覧会名 HAPPY PEOPLE
    作家 奥田彰人
    展示作品 モノクロ 30点
    会期 5月13日~5月26日
    会場 新宿ニコンサロン 東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
    開館時間 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 会期中無休

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