【レポート】

週末に行きたくなる東京写真展案内 - 5月9日号

    佐々木康弘  [2008/05/09]

    「東京写真展案内」では、東京都内で開催される写真展をカメラ会社が運営するギャラリーを中心に紹介していく。今週は、四季折々の山岳風景をとらえたものや、60年代の急激な工業化の光と影をとらえたものなど、興味深い景色の写真展が多数。お気に入りの展覧会を見つけ、是非足を運んでいただきたい。

    コニカミノルタプラザ

    「両棲集落実測図×山田脩二の写真」展

    (c)山田脩二

    カンボジア中央に位置する東南アジア最大の湖トンレサップ湖は渇水期と浸水期の差が大きく、そこに住む人々の家は渇水期には高床式住居だが、浸水期には住居の床下まで水が達した水上住居になる。本展では、関西大学を中心にした調査チームによる住宅の実測図面と共に、淡路島在住の写真家・淡路瓦師である山田脩二がカメラに収めた両棲集落の姿を展示する。

    展覧会名 「両棲集落実測図×山田脩二の写真」展
    作家 関西大学環境都市工学部建築学科建築環境デザイン研究室/山田脩二
    展示作品 モノクロ半切 約240点(山田脩二氏写真作品)
    会期 4月29日~5月19日
    会場 コニカミノルタプラザギャラリーB・C 東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F
    開館時間 10:30~19:00(最終日は15:00まで) 年中無休

    オリンパスフォトギャラリー

    国画会写真部創設70周年記念女子グループ展「十人十色・一瞬の心もよう」

    国画会写真部は2009年に創設70周年を迎える。2007年に生まれた写真部女子グループは、「自由創造」を写真展のテーマにしている。今回の写真展『十人十色・一瞬の心もよう』では、個性豊かな女性作家がそれぞれの完成を伸びやかに表現し、作品に対する可能性を込めて作り上げているという。

    展覧会名 十人十色・一瞬の心もよう
    作家 国画会写真部女子グループ
    展示作品 約33点
    会期 5月7日~5月14日
    会場 オリンパスギャラリー東京 東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル
    開館時間 10:00~18:00(最終日は15:00まで) 日曜・祝日休館

    ペンタックスフォーラム

    槇村 玲写真展「イエメン―古き良きアラビアを旅して」

    今も"アラビアン・ナイト"さながらの風景が垣間見える、古く美しい国イエメンは、アラビアの人々の心の故郷とも言われる。そんなイエメンの様々な表情を写したカラー作品約40点を展示。

    (c)槇村玲

    展覧会名 「イエメン―古き良きアラビアを旅して」
    作家 槇村 玲
    展示作品 約40点
    会期 4月30日~5月12日
    会場 ペンタックスフォーラム 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB
    開館時間 10:30~18:30(最終日は16:00まで) 火曜日休館

    川井靖元写真展「山岳光彩をもとめて」

    四季折々の素晴らしい山岳景観を新緑、雪解け、お花畑、岩稜、紅葉、雪稜などモチーフ別に作者の感性にうったえ独特のカメラアイを通して表現した。

    (c)川井靖元

    展覧会名 「山岳光彩をもとめて」
    作家 川井靖元
    展示作品 約30点
    会期 5月14日~5月26日
    会場 ペンタックスフォーラム 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB
    開館時間 10:30~18:30(最終日は16:00まで) 火曜日休館

    ライカ銀座店サロン

    上田義彦写真展「at Home」

    日本写真界の第一線で活躍している写真家・上田義彦の写真展。妻である桐島かれんと4人の子供たちを13年間にわたり撮影した作品集の中から、厳選された14点の写真を展示する。

    (c) Yoshihiko Ueda

    展覧会名 「at Home」
    作家 上田義彦
    展示作品 14点
    会期 4月18日~7月20日
    会場 ライカ銀座店サロン 東京都中央区銀座6-4-1
    開館時間 11:00~7:00 月曜日休館

    富士フイルムフォトサロン 東京

    第3回日本風景写真協会選抜展「四季のいろ」

    日本風景写真協会一般会員の作品91点を展示。応募された作品は、1600点余りの応募作品から厳しい選考を経て選ばれたもの。これらの作品に名誉会員・指導会員の作品を加え、文字通り日本の「四季のいろ」を表現した写真展になっている。

    第3回日本風景写真協会選抜展より

    展覧会名 「四季のいろ」
    作家 日本風景写真協会
    会期 5月9日~5月15日
    会場 富士フイルムフォトサロン東京スペース1・2・3 港区赤坂9-7-3フジフイルムスクエア2F
    開館時間 11:00~20:00(最終日は14:00まで)

    キヤノンギャラリー銀座

    岸本淳写真展「BALI 1990-2007」

    EOS学園講師としても活躍中の写真家・岸本淳は、1990年代から現在に至るまで、インドネシア、バリ島の素朴な自然や人々に魅せられ、撮影を重ねてきた。その集大成ともいえる写真展。

    (c)岸本淳

    展覧会名 「BALI 1990-2007」
    作家 岸本淳
    会期 5月1日~5月14日
    会場 キヤノンギャラリー銀座 東京都中央区銀座3-9-7
    開館時間 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 日曜、祝日休館

    キヤノンギャラリーS

    熊切圭介写真展「揺れ動いた'60年代の光と影」

    日本の高度経済成長期に写真家として活動を始めた熊切圭介氏の作品展。戦後の混乱期を経て池田内閣の「所得倍増計画」のもと豊かさを求めてがむしゃらに働く人々の姿、急激な工業化の中で疲弊していく国土の様子など、「光」と「影」の部分を宿す60年代の世相をジャーナリズムの視点からとらえた全モノクロ写真100点余りを展示。

    (c)熊切圭介

    展覧会名 「揺れ動いた'60年代の光と影」
    作家 熊切圭介
    会期 5月9日~6月17日
    会場 キヤノンギャラリーS 東京都港区港南2-16-6キヤノンSタワー1階
    開館時間 10:00~17:30 日曜、祝日休館

    銀座ニコンサロン

    第27回土門拳賞受賞作品展土田ヒロミ展「土田ヒロミのニッポン」

    第27回土門拳賞受賞作品となった「土田ヒロミのニッポン」を展示する。内容は作者####の作家活動の軌跡を一堂に紹介するもので、「日本人」「ヒロシマ」「セルフポートレイト」の3つのパートに大きく分けて構成されている。日本と日本人のあり様を多方面から映し出す。

    展覧会名 「土田ヒロミのニッポン」
    作家 土田ヒロミ
    会期 4月30日~5月13日
    会場 銀座ニコンサロン 東京都中央区銀座7-10-1STRATA GINZA1階
    開館時間 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 会期中無休

    新宿ニコンサロン

    細川伸吉展「ふるさとの風物詩 ―長野県茅野市・角寒天工場の記録―」

    作者は「角寒天製造日本一」の街である長野県茅野市に住んでおり、家の隣も寒天工場だ。作者はその工場主の全面的協力を得、深夜からの天草の煮込み作業や早朝からの乾燥作業など、そこで働く職人の姿や乾燥場の景色などを撮影した。

    展覧会名 「ふるさとの風物詩 ―長野県茅野市・角寒天工場の記録―」
    作家 細川伸吉
    展示作品 モノクロ 45点
    会期 5月6日~5月12日
    会場 新宿ニコンサロン 東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
    開館時間 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 会期中無休

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