【レポート】
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Imagine Cup 2008は7月にフランス・パリで開催される |
世界を目指す学生たちが集う場所。それが「Imagine Cup(イマジンカップ)」だ。ソフトウェアデザインやアルゴリズムの改良、ショートフィルム制作などの技術を競う世界規模のIT技術コンテストである。
第1回大会が2003年にスペインで開催され、今年の開催地はフランス。各国の予選を突破した約350人の学生がパリに集結する。2008年の大会テーマ「環境」に対するテクノロジーソリューションを提案し、プレゼンテーションを戦わせるのだ。部門によっては技術だけでなく、ビジネスモデルも問われる。IT業界を目指す学生にとってImagine Cupは、世界を相手に自分たちの力を試す絶好のチャレンジ場になるだろう。主催のマイクロソフトも、大会を通じて国際舞台で通用するIT人材を育成、発掘することを目標とし、広く学生の参加を求めてきた。フランス大会では9部門(詳細は4ページ目参照)が設置され、予選参加者は100カ国以上、20万人を超える。日本国内での知名度はいまひとつのようだが、参加人数を見てもわかるとおり、海外の学生の間ではImagine Cupの名は定着しつつある。
出場者は7月3日から6日間、エッフェル塔をそばに臨む会場で部門別にチャレンジを行なう。日本代表は、同志社大学大学院・京都大学大学院のチーム「NISLab」。参加するソフトウェアデザイン部門は、Imagine Cup最大の激戦区だ。優勝賞金は15,000USドル。過去には上位入賞を果たした日本人もおり、関係者が寄せる期待は大きい。
その中で、ある意味、学生以上にImagine Cupへ熱い思いを抱いているのがマイクロソフト日本法人である。実は世界に挑戦した出場者の多くは「打ちのめされて帰ってくる」(同社)。作品レベルもプレゼン技量も世界のレベルは高い。でも、「世界で勝つ喜びを体験させたい」。その思いを実現すべくある取り組みを本格スタートさせた。同社が以前より推進してきたITベンチャー支援と学生支援の両事業を結びつけた「学生メンタープログラム」だ。本レポートでは、4月27日に愛知県・名古屋市で行なわれたImagine Cup 2008 日本大会の様子とともに、IT人材育成を支援するマイクロソフトの取り組みについて紹介していこう。
4月27日、名古屋駅近くのHAL名古屋で「The Student Day 2008」が開催された。学生の工学部離れが進む中、IT業界へ興味を持ってもらおうとマイクロソフトが2004年から毎年行なっているイベントだ。この日、会場を訪れた学生は300人以上。日本科学学生賞の受賞学生やMicrosoft Innovation Award受賞企業による作品展示や、IT専門家によるキーノートセッションなどが行なわれる中、メインイベントとなるのが「Imagine Cup 2008 日本大会」である。期待と緊張の中、パリ行きのチケットをかけて、書類選考などを通過した3チームによるプレゼンバトルが行なわれた。
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