【レポート】

プロダクトに昇華した日本の伝統工芸 - 「ミラノ・サローネ」現地レポート(4)

 

4月16日~21日に開催された世界最大のインテリアデザイン・エキビジションである「ミラノ・サローネ」こと「ミラノ・デザイン・ウィーク」で、二人の日本人インテリアデザイナーが手がけた”伝統工芸プロダクト”が注目を集めた。

KANEJIN - 「FURO PROJECT」 - by 小坂竜(インテリアデザイナー)+橋本夕紀夫(インテリアデザイナー)

ミラノのトレンディ・スポットであるCorso como界隈では、KANEJINが「FURO PROJECT」として、日本のトップインテリアデザイナー小坂竜氏と橋本夕紀夫氏がデザインしたお風呂のエキジビションを展開した。

たる酒が振舞われ、盛り上がる会場!

展示された小坂氏の「檜風呂」と橋本氏の「漆風呂」は、どちらも2007年11月に東京ビックサイトで開催されたインテリアトレンドショーでも展示された作品。その折に「日本が誇る伝統工芸品を海外へ!」と盛り上がった勢いで、ミラノ・サローネへの出展を決めたという裏話も披露。

パーティに参加されていた、小坂氏(左)と桶職人の佐藤今朝雄氏 (右)

小坂氏デザインの「檜風呂」。後ろのタイルも同氏の新作

橋本氏の作品に腰掛ける!? 東京ビックサイトではありえない

KANEJIN社の製品も展示

小坂・橋本両氏は、伝統工芸をアートとしてではなく、使えるプロダクトとして受け入れてもらえることを意識し、デザインしているということ。この迫力の檜風呂(1000万円以上する)も、今まで数台売れているとのことだった。

プロダクトは誰かの手にわたり、使われてこそデザイナーの価値が分かるもの。「どんどん売っていきたい」と意気込む彼らに、日本のデザイン業界の光を見た。

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