【レビュー】
ニンテンドーDSにハードを移して2作目となるシムシティですが、本作の最大の特徴は、なんといっても「舞台となる街に時代の概念が取り入れられた」ことでしょう。
これまでは現代が舞台だったシムシティですが、本作はまず古代からスタートし、少しずつ時代を進ませながら、最終的には現代を通過して、なんと未来の街を自らの手でデザインすることができるのです! これまでありそうでなかったこの新要素、往年のファンも納得の正統進化ではないでしょうか。
ではさっそくスタート! このゲームは2つのモードが用意されているのですが、今回は古代から未来へと時代を追いかけていくチャレンジモードで始めたいと思います。
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フリーモードはとにかく自分の思い通りに街をコーディネートしたい人向け。初めてならチャレンジモードがオススメです |
まずは人々がまだ狩猟で暮らしていた古代あけぼの時代から……。
ゲームが始まると、唐突にヒゲ眼鏡のおっちゃんが登場し、色々と進め方などについてのアドバイスをしてくれます。このおっちゃんが本作のナビゲーター役となるわけですが、毛皮の服に眼鏡という組み合わせはどう見ても時代を先取りしすぎです。
ちなみにおっちゃんは、今後も服装だけを変えながら各時代に登場してはプレイヤーを導いてくれます。きっとこの人、サンジェルマン伯爵ですね。
さて、まずはシム(この世界の住人)たちが暮らすための居住地と、狩場と漁場、そしてそれらをつなぐけもの道を作るようヒゲ眼鏡から指示が出ましたので、さっそく配置していくことにしましょう。
ところで、これまでのように現代が舞台だと建物を造るためにはお金が必要で(現実でもゲームでもお金は大事なんですね!)、そのために税収などで少しでも手持ちの資金を増やすためにがんばっていたわけですが、まだ通貨の概念がない古代では「木」がお金に代わりに使われているという設定にすることで細かい矛盾を消しています。
このあたりの「少しでもリアリティを出すための細かい設定の工夫」がされているのは、個人的にかなり高評価!
ゲームでも漫画でも何でもそうですが、非現実的な物語のリアリティは、どうでもいいと思われがちなディテールをきっちりと設定することで生まれてきます。
さすがはシミュレーションゲームの中でも屈指の人気シリーズ、手抜かりはありません。
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建物の設定もかなり細かい。シムシティで歴史のお勉強ができる!? |
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