ウイルスバスター2008は、従来のパターンファイルによるウイルス対策に加え、危険度の高いWebサイトを制御する機能や、システム領域の改変を検出する機能を搭載したセキュリティソフトです。以前のバージョンよりもメモリ使用量を50%以上削減して軽快に動作するようになったほか、1パッケージで3台のPCまで利用できるのも魅力です。本稿ではパッケージ版のインストールから最初に行うべきことや基本的な使い方、設定しておくと便利な機能を紹介します。

なお、トレンドマイクロの「ウイルスバスター2008」製品ページには30日間の無料体験版が用意されているほか、ダウンロード販売も行われています。

「ウイルスバスター2008」


製品 「ウイルスバスター2008」
パッケージ版(1年版) 5,980円
パッケージ版(3年版) 12,800円
パッケージ版(6ユーザパック) 9,800円
ダウンロード版(1年版) 4,980円
ダウンロード版(2年版) 8,980円
ダウンロード版(3年版) 11,800円
ダウンロード6ユーザパック 8,980円

1台目のPCにインストール

まずは、PCにインストールして簡単な初期設定を行います。また、インストール後にはPC全体のウイルススキャンをしておくことをお勧めします。フルスキャンは時間がかかるため敬遠されがちですが、このような機会に一度実行しておきましょう。

ウイルスバスター2008のCD-ROMを挿入するとメニュー画面が開くので、「インストールする」をクリックしてインストールを開始します(図1)。この時、他社製セキュリティソフトがインストールされていると警告メッセージが出るので、指示に従ってアンインストールしましょう(図2)。

CD-ROMを挿入すると自動的にメニュー画面が開きます。「インストールする」をクリックします(図1)

他社製セキュリティソフトは、無料のスパイウェア対策ソフトなどがインストールされていてもアンインストールするように求められます(図2)