【レポート】

首都高を走るピンクチェックのNISSAN GT-R、その名は「ホメパト」

一般道から発表会に入場するホメパト。運転手は近藤真彦氏

首都高速道路は21日、ドライバーの"意識"に働きかけることで交通事故削減を目指す新発想のキャンペーン「ホメドライブ」を開始した。同日行われた記者発表会では、キャンペーンの目玉となる「ホメパト」が登場し、会場をにぎわせた。

ホメパトは、2007年8月より同社が行う「東京スマートドライバー」プロジェクトに日産自動車が賛同し、プロジェクトのオリジナルデザインを施した「GT-R」1台を提供したもの。首都高での事故は年間1万2,000件に上り、原因の8割は渋滞中の強引な割り込みや脇見運転などのドライバーのちょっとした不注意だという。また、事故によって計2万5,000キロメートルの渋滞が発生しており、渋滞により余計に排出されるCO2は3万6,000トンに及ぶ。同プロジェクトは、この現状を広く伝え、他人を思いやって運転する気運を高めることで首都高の事故を減らすという考えのもと、2007年8月より展開中。2007年は約600件の事故削減を達成したという。

ホメパト

同プロジェクトの新キャンペーン「ホメドライブ」では、従来のように取り締まるのではなく、良い運転を褒めあう文化の創造を目指すもので、ホメパトはその象徴として21日~8月31日の期間中、首都高を巡回する。また、パッケージに「見事!」「天才!」などの褒め言葉が記載されたアメ玉ならぬ「ホメ玉」を、もっとも事故の多い大井料金所で配るほか、公式サイト上にホメコトバを集めるユーザー投稿型コンテンツを開設する。

首都高速道路代表取締役会長の長谷川康司氏は、「首都高を通行する車は一日110万台なので、ホメパトに出会う確率は110万分の1。幸運にもホメパトに遭遇したら、思いやりやゆとりある運転と、相手を褒める"ホメドライブ"を思い出してもらいたい」と語り、年間の事故件数を1000件削減するという目標に向け、ホメパト効果に期待を寄せた。ホメパトに扮したNISSAN GT-Rはスーパーカーの貫禄に加え、ピンクのチェックとTOKYO SMART DRIVERのロゴで装飾され、かなり目を引く存在となっている。遭遇したら写真に撮って友達や家族に自慢ができそうだ。ボンネットのロゴが前の車のバックミラーから見られることを想定し、鏡文字になっているあたりもユニーク。ホメパトに気を取られて脇見運転、なんてことにならないように気をつけたいところ!?

左から、発起人である放送作家 小山薫堂氏、日産自動車代表取締役COO 志賀俊之氏、首都高速道路代表取締役会長 長谷川康司氏

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