【インタビュー】

桃井はるこの秘密 - 進化するモモーイの軌跡

7 これが桃井の萌えソング

    木全直弘  [2008/04/17]

    ――そのUNDER17も卒業されて、現在はソロで活動なさっているわけですね。

    「私、これ常に思ってることなんですけど、守りに入りたくないというのがあって。常に挑戦してたいし、老いたくないんですよ。常に前進してるな、って思ってたいっていうか」

    ――UNDER17の活動を終えられた感想は、いかがですか。

    「UNDER17を終えた後の燃え尽きた感は、すごかったですね。もう身も心も、『あしたのジョー』のように(笑)。でも、"まだだ、まだ終わらんよ"、と思ってソロでの活動をがんばろうと」

    ――UNDER17の活動と現在のそれは、どう違うんでしょう?

    「UNDER17ていうのは、萌えソングを究めるぞっていうのと、究極の萌えソングの追求って言ってたんで、ソロになったら何でもやっていいんだ、って」

    ――もはや萌えは究め終えた……。

    「萌えソングを究めるのは、まだ続いてますよ。じゃ、萌えソングって何なんだよ、っていうことなんですよ」

    ――そこをぜひ、うかがいたいですね。

    「例えば、『(萌え声で)ゴーゴー』とかって合いの手が入って、『チュッチュクチュッチュク』っていってて、テンポが速くてやたらSEとか入ってて、なんか『おにいちゃん』とか言うみたいな感じになってて、それが許せない」

    ――「萌えの要素を散りばめました」みたいなスタイルではないと……。

    「そんな単純なもんじゃないです。私の歌詞を読んでくださった方は分かると思うんですけど、その中に哲学なり、ホントの自分の女性としての気持ちを入れたいんですよ」

    ――なるほど。

    「その女としての私、時には少女に戻って作詞することもありますけど、そういう私と男性が望んでる萌えの世界の重なったところが、私が作れる本当の萌えだと思っているので。そういう意味では、ずっと萌えを追求してはいますね」

    ――先ごろリリースされたアルバム「Sunday early morning」もそうですか?

    「そうですね。『ナイト・で・ないと』なんかは、まさにそうですね。これはいいですよ。自分で言うのもなんですが(笑)。深読みしてほしいですね」

    ――「桃井はるこ LIVE'08 『Sunday early morning @ SHIBUYA AX』」でも、そういった曲目をおやりになるわけですね。

    「ええ。4月20日、来てねー(笑)。思いっきり楽しくやるので、みんなで楽しみましょう。私も楽器も弾きますし」

    ――ソロ活動開始後の成果をご披露なさる……。

    「ソロになった直後は、すごい理論武装してたんですよ、私。なんか、萌えってのはこうである、みたいな。でも、武道館のAnimelo Summer Liveとかで、すごいたくさんの人に一緒に盛り上がってもらって、開けましね。『おめでとー』みたいな(笑)」

    ――では、ライブに来られるファンの方々に一言メッセージをいただけますか。

    「あまり固いことを考えず、楽しく盛り上がり、っていう感じできたいなあと思って。なので、ぜひライブも遊びにきてねー」

    ――楽しいお話をどうもありがとうございました。

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