【レポート】
今週から始まった「東京写真展案内」では、東京都内で開催される写真展をカメラ会社が運営するギャラリーを中心に紹介していく。路地裏の京都や中国・国境線、インドネシアにある"道のない村"など、東京にいながら世界を旅した気分にさせられる写真展のほか、身の回りにある何気ない景色をとらえた「free Mind」など、様々な角度で写真の楽しみを教えてくれる展覧会が盛りだくさん。たくさんある写真展の中から、お気に入りの展覧会を見つけ、是非足を運んでいただきたい。
京都に住んで40年になる作者が「ぼくを虜にしてやまない」と語る京都の日常をとらえた写真たち。町なかの老人の立ち話や川べりの夕涼みなど、素顔の京都の魅力を存分に伝える。
| 展覧会名 | 「路地裏の京都」 |
|---|---|
| 作家 | 甲斐扶佐義 |
| 展示作品 | モノクロプリント全紙 約200点 |
| 会期 | 4月10日(木)~4月18日(金) |
| 会場 | コニカミノルタプラザギャラリーC 東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F |
| 開館時間 | 10:30~19:00(最終日は15:00まで) 年中無休 |
泥の中に根をはり、花を咲かせる蓮地の中に「人が生きていく現世を見たように感じた」という作者が、泥の中のような身動きのとれない現世でも生きていくことで必ず光の射す世に到達できるというメッセージを蓮の姿を通じて訴える。
| 展覧会名 | 「Shangri-La」- ある楽園の情景、その中での彷徨い - |
|---|---|
| 作家 | 橋本タカキ |
| 展示作品 | モノクロプリント半切 約30点 |
| 会期 | 4月10日(木)~4月18日(金) |
| 会場 | コニカミノルタプラザギャラリーA 東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F |
| 開館時間 | 10:30~19:00(最終日は15:00まで) 年中無休 |
作者の住まいから数分に位置する米国海軍通信隊基地。基地の広場はイベントや散歩・リクリエーションの場となっている。作者はこの広場に集まる人々とその周辺に広がる都市と田園のあいだに挟まれた町の風景を10数年撮影してきた。
| 展覧会名 | 「CONTACT ZONE II」 |
|---|---|
| 作家 | 栗原 滋 |
| 展示作品 | カラープリント半切 約50点 |
| 会期 | 4月10日(木)~4月18日(金) |
| 会場 | コニカミノルタプラザギャラリーB 東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F |
| 開館時間 | 10:30~19:00(最終日は15:00まで) 年中無休 |
北京からスタートして中国各地約1万kmを旅した作者が感じた中国の大きさと多様性を写真で表現する。国境近辺で自然と共に暮らす様々な民族の営みが興味深い。
| 展覧会名 | 「BORDER~中国・国境線を行く~」 |
|---|---|
| 作家 | 清水哲朗 |
| 展示作品 | 約40点 |
| 会期 | 4月10日(木)~4月16日(水) |
| 会場 | オリンパスギャラリー東京 東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル |
| 開館時間 | 10:00~18:00(最終日は15:00まで) 日曜・祝日休館 |
住所に「○○県○○郡」と付く地域の出来事を切り取ったもの。「郡」の中で暮らしている人や動物、四季の移ろいを作者の感性でまとめた。
| 展覧会名 | 「郡図―こおりず―」 |
|---|---|
| 作家 | 福島博子 |
| 展示作品 | 約40点 |
| 会期 | 4月17日(木)~4月23日(水) |
| 会場 | オリンパスギャラリー東京 東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル |
| 開館時間 | 10:00~18:00(最終日は15:00まで) 日曜・祝日休館 |
大中判カメラ普及協会が主催する撮影会参加者による作品展。9日~14日は美ヶ原と新穂高で行われた撮影会での作品を展示。フォーマットの大きなカメラならではの高精細な作品と、1カットの撮影に時間をかける撮影スタイルなど、こだわりの写真愛好家達が撮影した迫力あふれる作品が見もの。
| 展覧会名 | 大中判カメラ普及協会写真展 第8回大中判 私のステージ小国・美ヶ原・新穂高 |
|---|---|
| 作家 | 大中判カメラ普及協会主催の撮影会参加者 |
| 展示作品 | 30点 |
| 会期 | 4月 2日(水)~4月14日(月) |
| 会場 | ペンタックスフォーラム 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB |
| 開館時間 | 10:30~18:30(最終日は16:00まで) 火曜日休館 |
高さ20m近くの雪壁「雪の大谷」で広く知られる霊峰・立山は、富士山や白山と並び称される名山。立山の自然に人間の関わりを意識し、自然の変化を手がかりに立山を捉え直そうとした作品を展示。
| 展覧会名 | 「天空の立山」 |
|---|---|
| 作家 | 森下 恭 |
| 展示作品 | カラー作品 約30点 |
| 会期 | 4月16日(水)~4月28日(月) |
| 会場 | ペンタックスフォーラム 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB |
| 開館時間 | 10:30~18:30(最終日は16:00まで) 火曜日休館 |
日本写真界の第一線で活躍している写真家・上田義彦の写真展。妻である桐島かれんと4人の子供たちを13年間にわたり撮影した作品集の中から、厳選された14点の写真を展示する。
| 展覧会名 | 「at Home」 |
|---|---|
| 作家 | 上田義彦 |
| 展示作品 | 14点 |
| 会期 | 4月18日(金)~7月20日(日) |
| 会場 | ライカ銀座店サロン 東京都中央区銀座6-4-1 |
| 開館時間 | 11:00~7:00 月曜日休館 |
身の回りにある何気ない景色を心象風景を描くように表現したという作品。「居心地の良い空間・風景等を大切に、感じたことを全て銀塩フイルムに収めています」と作者はコメントしている。
| 展覧会名 | 「Free Mind」 |
|---|---|
| 作家 | 戸高美香子 |
| 会期 | 4月11日(金)~4月17日(木) |
| 会場 | 富士フイルムフォトサロン東京スペース3 東京都港区赤坂9-7-3フジフイルムスクエア2F |
| 開館時間 | 11:00~20:00(最終日は14:00まで) |
1950(昭和25)年創設の富士山をこよなく愛するグループ「日本観光写真連盟」による作品展。富士山を主体とした「富士百景写真展」と、富士山以外の写真による「四季と自然展」の写真を展示する。
| 展覧会名 | 第57回「富士百景写真展」 |
|---|---|
| 作家 | 日本観光写真連盟 |
| 会期 | 4月11日(金)~4月17日(木) |
| 会場 | 富士フイルムフォトサロン東京スペース1・2 東京都港区赤坂9-7-3フジフイルムスクエア2F |
| 開館時間 | 11:00~20:00(最終日は14:00まで) |
インドネシアのヌンバワ島の村には道と言えるような道がなく、人々の交通手段はもっぱら徒歩もしくはラバ。電気も水道もない土地だが、人々の笑顔には「なぜだか懐かしさを感じる」と作者は語る。そんな作者がモノクロームで切りとったヌンバワ島の作品。
| 展覧会名 | 「道のない村 」 |
|---|---|
| 作家 | 米山ヒトシ |
| 会期 | 4月10日(木)~4月16日(水) |
| 会場 | キヤノンギャラリー銀座 東京都中央区銀座3-9-7 |
| 開館時間 | 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 日曜、祝日休館 |
少年のころより鳥に興味を持ち、35年にわたり撮影を続ける写真家の作品展。カワセミ、アカショウビン、シマフクロウ、そして南米のコスタリカに生息し水上を猛スピードで走り抜けるトカゲ「バシリスク」等の貴重な写真を展示。
| 展覧会名 | 「瞬写~野生の瞬間を捉える~」 |
|---|---|
| 作家 | 嶋田忠 |
| 会期 | 3月28日(金)~5月7日(水) |
| 会場 | キヤノンギャラリーS 東京都港区港南2-16-6キヤノンSタワー1階 |
| 開館時間 | 10:00~17:30 日曜、祝日休館 |
アフリカや南米など熱帯各地で精力的に活動する写真家の作品展。「African Beauty」というテーマでアフリカの女性たちを活写したポートレート写真を展示する。
| 展覧会名 | 「African Beauty」 |
|---|---|
| 作家 | 板垣真理子 |
| 会期 | 3月17日(月) から4月16日(水) |
| 会場 | キヤノンオープンギャラリー 東京都港区港南2-16-6キヤノンSタワー2階 |
| 開館時間 | 10:00~17:30 日曜、祝日休館 |
東北、遠野郷の懐深く抱かれたかくれ里。ここには、遠い祖先から繰り返し受け継がれてきた「時」を刻み、自然を糧に生あるものと寄り添いながら「今」を生きる人達がいる。本展では、その一歩として人物のポートレートを中心に構成しており、そこに在るそれぞれの「命」を見ることができる。
| 展覧会名 | 「トオヌップ」 |
|---|---|
| 作家 | 小栗昌子 |
| 展示作品 | モノクロ 38点 |
| 会期 | 4月2日(水)~4月15日(火) |
| 会場 | 銀座ニコンサロン 東京都中央区銀座7-10-1STRATA GINZA1階 |
| 開館時間 | 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 会期中無休 |
広い交差点や道路、駐車場やお墓の近くといった空が開けた場所、また宙に向けて真っ直ぐ立つモノなどの特定の場所で撮影された作品展。モノクロームに色を抜かれた一連の写真に対して「空位の光景」という意味で「Neutral Scapes」というタイトルを付けている。
| 展覧会名 | 「NEUTRAL SCAPES」 |
|---|---|
| 作家 | 松本弥寸嗣 |
| 展示作品 | モノクロ 45点(予定) |
| 会期 | 4月16日(水)~4月29日(火) |
| 会場 | 銀座ニコンサロン 東京都中央区銀座7-10-1STRATA GINZA1階 |
| 開館時間 | 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 会期中無休 |
「Bevel」とは、「傾き」を表す言葉。都市を写す私の行為は、都市という鏡に映された「傾き」という模様の記録。記録を提示するこの展示は、「傾き」に、右上がり・右下がり、どちらへの変化も許したいという私の思いの表れ。―作者コメントより
| 展覧会名 | 「Bevel」 |
|---|---|
| 作家 | 川合真琴 |
| 展示作品 | モノクロ 24点 |
| 会期 | 4月8日(火)~4月14日(月) |
| 会場 | 新宿ニコンサロン 東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階 |
| 開館時間 | 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 会期中無休 |
旅の目的は、はっきりしたものがあるものの、目的地に行くことだけが〔旅〕ではなく、その目的地に着くまでの〔過程〕が旅そのもの。寄り道をしながら各駅列車に乗り、道中の窓からみえる光景は、次から次へと途切れることなくその地域のたたずまいや日常生活を見せてくれる。そんな一つ一つの情景を、漆工の技のように何層にも何層にも積み重ねる。―作者遺稿より
| 展覧会名 | 「車窓から」 |
|---|---|
| 作家 | 内野雅文 |
| 展示作品 | カラー 45点 |
| 会期 | 4月15日(火)~4月28日(月) |
| 会場 | 新宿ニコンサロン 東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階 |
| 開館時間 | 10:00~19:00(最終日は16:00まで) 会期中無休 |
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