【レポート】
東京国立近代美術館で開催中の「生誕100年 東山魁夷展」を記念して、東京駅八重洲中央口正面にある京都館で和菓子展「和菓子で織り成す東山魁夷の世界」が開催されている。京都で和菓子職人として活躍する濱田一信氏が、東山魁夷作品に着想を得て創作した和菓子を展示したもの。東山芸術確立の第一歩となった代表作「道」や、月夜に咲き誇る桜が印象的な「花明り」など、四季の彩りを鮮やかに表現した作品10点の創作和菓子が展示されている。
<濱田一信氏略歴>
1978年、京都生まれ。 京都高等工芸学校にて芸術・デザインを学ぶ。 菓子職人として修行の傍ら、京都菓子専門校で菓子全般を習得。 現在、和菓子教室も展開するなど、和菓子職人として活躍中。
自らも絵を描いていた濱田氏はかねてから魅せられていた東山魁夷を、いつか和菓子で表現してみたいと考えていたという。そしてついに昨秋、2カ月がかりで東山作品に着想を得た生菓子15点、干菓子2点を創作し、京都で初の個展を開いた。今回は、東山魁夷の作品の中でもとくに四季の彩りを鮮やかに表現した作品10点を選び、展覧会を構成した。
食品である和菓子の色彩は、食べたくなることが基本だ。東山作品特有の色づかいのイメージを壊さずに、どう和菓子として表現するかに苦労したと、濱田氏は語る。中でも難しかったというのが、「残照」。東山芸術の方向性を決定づけたといわれる名作だが、色彩が微妙に変化する様子と、ダイナミックな奥行きをどう出すか、何十と試作を繰り返しやっと出来あがったという。
最近はヘルシーなスイーツとして若い女性にも人気の和菓子だが、味だけでなく鑑賞用として高い芸術性が求められる。東山芸術の繊細な美を見事に再現した濱田氏の和菓子は、絵画ファンも必見だ。「生誕100年 東山魁夷展」と合わせて、こちらの和菓子展も楽しんではいかがだろう。ただ、ひとつだけ残念なことがある。鑑賞していると、おいしそうでつい食べたくなるのだが、今回は食べることはできない。ぜひ次回は、目でも口でも楽しめる展覧会を期待したい。
| 展覧会名 | 和菓子で織り成す東山魁夷の世界 |
|---|---|
| 会期 | 2008年4月5日(日)~4月13日(日) |
| 会場 | 京都館(JR東京駅八重洲中央口徒歩1分) |
| 開館時間 | 10:30~19:30 |
| 入場料 | 無料 |
| 【レポート】「ザ・ビートル」発売直前! 歴史的名車・元祖ビートルの伝説をひも解く [09:00 5/26] |
| 【連載】鉄道トリビア 第152回 N700系普通車の座席は、同じ料金でも狭かったり広かったりする [08:00 5/26] |
| 【連載】発音も聞けちゃう、知って得するidiom情報 第13回 hear out [08:00 5/26] |
| 【コラム】理系のための恋愛論 第440回 彼女ができないのは…結婚体質だから?? [00:00 5/26] |
| 週末の寝だめは逆効果!? 睡眠に関するセミナーが開催 [23:02 5/25] |
|
[アニメ質問状]「めだかボックス」 世界観から外れないようにデザイン [13:30 5/26] ホビー |
|
【レポート】【2010年ガチオタ編】成功したと思う歴代深夜アニメランキング [13:00 5/26] ホビー |
|
【連載】今さら人に聞けない!! Photoshopのショートカットキー講座 第26回 クイックマスクモード/画像描画モードの切り替え [13:00 5/26] クリエイティブ |
|
【連載】これだけは要チェック! TOEIC(R)単語帳 第102回 今回のお題は…「a variety of」 [12:00 5/26] キャリア |
|
世界最大のアップライトピアノの音色を再現するソフト音源「THE GIANT」 [12:00 5/26] クリエイティブ |