【レポート】

Google Earthで見るプロ野球スタジアム

7 地方球場編(プロ野球公式戦開催予定) その5

    永田一八  [2008/03/28]

    『長良川球場』
    ――山上に織田信長ゆかりの岐阜城を望む


    岐阜県岐阜市長良福光2675-28 / 両翼97.6m・中堅122m / 収容人数:30,000人

    1991年にオープンして以降、中日が毎年公式戦を主催している。広島や近鉄が主催試合を行った時期もあったが、現在では中日のみだ。ちなみに広島が本球場で公式戦を開催したとき、対戦相手はすべて、ほぼ地元といえる中日であったというエピソードも知られている。また、丘の上には岐阜城を望むことができる。




    『マスカットスタジアム』
    ――公募で決まった岡山名産の甘い名前


    岡山県倉敷市中庄3250-1 / 両翼99.5m・中堅122m / 収容人数:30,494人

    岡山県の名産・マスカット。一般公募で寄せられたこの愛称を与えられたのが、1995年完成のマスカットスタジアム、正式名称・岡山県倉敷スポーツ公園野球場である。セ・パの各チームが公式戦を主催し、99年にはオールスター第3戦も行われた。阪神は完成以降毎年主催ゲームを持ち、今季も1試合開催する。




    『福山市民球場』
    ――マナーに苦情? & 球場の狭さで知られる


    広島県福山市水呑町4748 / 両翼90m・中堅120m / 収容人数:15,453人

    正式名称は福山市竹ヶ端運動公園野球場。同じ県に本拠地を置く広島がほぼ毎年、公式戦を開催している。オープンは1974年で、その後何度も改修が行われているが、90mと狭い両翼は現在もそのまま。その狭さもさることながら、試合後のグラウンド乱入やゴミ捨てなどファンのマナーが問題になったこともあった。




    『しまなみ球場』
    ――甲子園球場の姿を可能な限り再現


    広島県尾道市栗原町997 / 両翼96m・中堅120m / 収容人数:16,000人

    しまなみ球場の愛称で知られる広島県立びんご運動公園野球場は、甲子園球場を理想のモデルとして設計されたスタジアムだ。フィールドの広さやフェンスなどさまざまな部分で甲子園を模倣し、2002年に完成。愛称は一般公募から名づけられた。オープン以降、広島主催の公式戦が毎年1試合ずつ行われている。




    『呉市二河野球場』
    ――温暖な土地柄で各球団がキャンプに使用


    広島県呉市二河町 / 両翼97.5m・中堅122m / 収容人数:15,000人

    完成は1951年と、すでに半世紀を経過した歴史の古い球場。一時期は南海や西鉄、広島などがキャンプで利用していた。改修を終えた93年以降、99年まで広島主催により公式戦が開催。その後7年のブランクを経て、2007年に公式戦が復活した。今シーズンも広島の主催ゲームとして1試合が行われる。




    『坊っちゃんスタジアム』
    ――漱石が聞いたらきっと驚くぞなもし


    愛媛県松山市市坪西町625-1 / 両翼99.1m・中堅122m / 収容人数:30,000人

    おそらくは日本でもっともユニークなネーミングの野球場……といっても間違いないだろう。もちろんこれは松山ゆかりの文豪・夏目漱石にちなんだ愛称で、正式には松山中央公園野球場という名前を持っているが、やはりインパクトは強烈。しかもすぐ北側にはサブ球場のマドンナスタジアムも造られている。




    『新大分球場』
    ――19年ぶりに公式戦が開催される


    大分県大分市青葉町1-1 / 両翼91m・中堅120m / 収容人数:18,000人

    新大分球場という名前は愛称で、正式には大分県大洲総合運動公園硬式野球場という。 1980年の完成以降、公式戦が行われた時期もあったが、最近はご無沙汰。今シーズン、19年ぶりにソフトバンクvs横浜の交流戦が開催されることになった。ただし、場所が九州といっても主催は横浜のほうである。

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