【レポート】
東京のウォーターフロントと言えば、水辺に高層タワーが林立する"未来都市"のような風景をイメージしがちだ。ところがここには、東京とは思えぬ深い森と豊かな緑が広がっていた。かつて東京都民が出す生ゴミの埋立地として知られた東京・江東区の「夢の島」一帯。その昔、テレビニュースで連日のように見せられたゴミが散乱する殺伐とした埋立地の風景は、40年という時を経て深い森が育ち、文字通リ「夢の島」へと変貌していた……。
22日、東京地方は朝から雲ひとつない好天に恵まれた。気温はグングンと上昇し、最高気温17.7度を記録。4月並みの暖かさだ。気象庁は東京でも平年より6日も早いサクラの開花宣言を出した。同日、東京港埠頭公社(2008年4月1日より新会社『東京港埠頭株式会社』に移行)主催の「海上公園ガイドツアー」が実施された。東京の臨海部に広がる特色ある海上公園をウォーキングで周遊しながら、職員のガイドで海上公園、海や港の魅力を満喫しようという催しで、夢の島一帯にある「夢の島緑道公園」や「夢の島公園」「辰巳の森海浜公園」などを巡るというもの。今回記者はそのガイドツアーに同行し、海上公園の魅力をお伝えする。
朝10時、東京・江東区の新木場駅前に、続々とウォーキング姿の参加者が集まってきた。いずれも、東京港埠頭公社が募集した「海上公園ガイドツアー」に参加を申込んだ方々。親子連れ、ご夫婦、友人同士。下は12歳の小学生から、上は81歳の男性まで、顔ぶれは様々。50代60代が中心だが、70代の方々も少なくない。
参加者には、まず地図やコース案内が入った袋が渡される。「袋の中にあるブルーのバンダナを、参加者の目印として身に付けてください」と言われ、記者も首に巻いた。これで、一目で仲間と分かる。10時25分、出迎えのバスで新木場駅前を出発。いよいよツアーの始まりだ。
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