SYSmark 2007 Preview Version 1.02

BAPCo
http://www.bapco.com/

で、アプリケーションテストの代表例であるSYSMark 2007の結果がグラフ24である。予想通りというか、意外に差が無かったというべきか。Windows Vista環境ではOSが複数のプログラムを同時に走らせているから、Dual-CoreよりもQuad-Coreの方が体感速度としても処理性能としても向上しやすい事はすでに知られているが、それでも8Pは不要だった、というあたりか。Memoryをちゃんと4chにすればもう少し差は減るだろうし、3DとかProductivityで多少はスコアが伸びる可能性はあるだろうが、概ね大差ない結果であろうと想像される。

CineBench R10

MAXON Computer GmbH
http://www.cinebench.com/

逆に性能が伸びそうな項目がこうした分野。まずRenderingがグラフ25であるが、Multiple CPUでは大幅にスコアを伸ばしており、こういったジャンルではDual Processorの威力がわかる。もっともRenderingは伸びても、OpenGLを使ったShading(グラフ26)ではスコアを落としているわけで、このあたりが痛し痒しではあるのだが。